- 定価: 1,680円 (本体1,600円+税)
- 発売日:
- 2006年06月02日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048737029
- 定価: 1,680円 (本体1,600円+税)
- 発売日:
- 2006年06月02日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 280
- ISBN:
- 9784048737029
『誰も知らない』の是枝監督が書き下ろした映画『花よりもなほ』の原作小説
父親のあだ討ちで江戸に出てきた剣の腕がまったくダメな侍・青木宗左衛門は、長屋の人情深さに触れるうち
…続きを読む
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「花よりもなほ」感想・レビュー
-
是枝監督書き下ろし小説2作目ということで。映画にはなかった、仇討ちに至るまでの話も書いてあった。公開当時映画で観たときに、「こんな優しい時代劇があるなんて」と驚いた記憶がある。あのころは、時代劇=チャ …続きを読む2018年07月10日63人がナイス!しています
-
映画のノベライズなのでキャストの岡田君を思い浮かべながらさらさらと読了。武士の子に生まれながら剣術が苦手な宗左衛門が父の仇討ちの旅に出る。父はなぜ剣術に優れた弟ではなく俺に託したのか。どの父親も子に対 …続きを読む2018年10月07日50人がナイス!しています
-
父が殺された。臨終の時、父は武術の下手な方の長男に敵討ちをしてくれと言い残す。彼は江戸に出て貧乏長屋に住まううちに、貧しくも明るい人々と打ち解ける。まるで落語のような長屋の人や暮らしが読者にもとても面 …続きを読む2019年05月09日11人がナイス!しています