- 著者 安本 末子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784043821013
にあんちゃん
- 著者 安本 末子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784043821013
こんなにも健気な兄妹がいた。日本中が泣いたベストセラー名作。
昭和28年代、九州の炭坑町。両親がいない4人の子どもは、貧しさと不安に押し潰されず生きていた。苦境の中でも希望を捨てずにいた小学生の末子が、とりまく現実を率直に綴り大評判になった少女日記。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「にあんちゃん」感想・レビュー
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今村昌平が映画化した事と、昭和のベストセラーだった事は豆知識で知っていた『にあんちゃん』。角川が文庫にしていたとは知らず、気が向いて読んでみた。戦後間もない佐賀の10歳の少女の日記なのだが、切なくて参っ …続きを読む2019年01月28日79人がナイス!しています
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清々しい貧しさってあるんですね…。家族がそろわない寂しい気持ちはヒシヒシ伝わるが、素直で賢くプライドもあるので悲惨さがあまり感じられない。NHK土曜ドラマ「天使にリクエスト」にこの本が登場したので読んでみ …続きを読む2020年10月06日34人がナイス!しています
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図書館本。これはお金を出して、手元に置き何度も読み返すべき本です。そして、たくさんの人に読んでほしいです。うちの母も炭坑育ちなので「昔は貧乏で嫌だった」とよく言います。これだけ酷い目にあっていても汚い …続きを読む2018年01月14日30人がナイス!しています