しっぽでごめんね

しっぽでごめんね

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年11月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048736534

しっぽでごめんね

  • 著者 白倉 由美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年11月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784048736534

ある日突然現れた、しっぽのある女の子とのひと夏の物語

繭果はたった今のことを忘れてしまう。赤いものしか食べない。いつも詩のように歌う。そして繭果にはしっぽがあったんだ--そして始まる二人だけの甘い生活。しかし、幸せな日々は長く続かなかった。 繭果はたった今のことを忘れてしまう。赤いものしか食べない。いつも詩のように歌う。そして繭果にはしっぽがあったんだ--そして始まる二人だけの甘い生活。しかし、幸せな日々は長く続かなかった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「しっぽでごめんね」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 可愛らしくもあるけど不思議な感じもして幻想的な話だった。西永清春の役割が交差点に移っただけなのではとも思えるしどうにも危うい関係性に見える。繭菓が結局どこに行ってしまったのかも明かされていないし、そう 可愛らしくもあるけど不思議な感じもして幻想的な話だった。西永清春の役割が交差点に移っただけなのではとも思えるしどうにも危うい関係性に見える。繭菓が結局どこに行ってしまったのかも明かされていないし、そういう部分が良いんだろうとは思うのだけど、やっぱり気になってしまう。 …続きを読む
    チューリップ
    2013年08月02日
    2人がナイス!しています
  • タイトルに惹かれて読みました。現実と幻想が読み進めていくうちにどんどん絡まりあっていくスピードに少し頭がふわふわとなりつつも引きこまれました。赤いものしか食べられない繭子。それって変わらない幼い存在で タイトルに惹かれて読みました。現実と幻想が読み進めていくうちにどんどん絡まりあっていくスピードに少し頭がふわふわとなりつつも引きこまれました。赤いものしか食べられない繭子。それって変わらない幼い存在でいる条件みたいなものなのかなって思いました。こどもの頃って気に入ったらそれしか食べないとか、とにかくあるものだけにすごく執着したりする時期が自分にもあった気がします。すごく無邪気でちょっとしたことで意地になって…懐かしさとそれを失っていく悲しみ、失うことで得られる一歩、そういうものを感じられる作品でした。 …続きを読む
    まりめ
    2013年01月28日
    0人がナイス!しています
  • タイトルに惹かれて読みました。現実と幻想が読み進めていくうちにどんどん絡まりあっていくスピードに少し頭がふわふわとなりつつも引きこまれていきました。赤いものしか食べれない繭子。それって変わらない幼い存 タイトルに惹かれて読みました。現実と幻想が読み進めていくうちにどんどん絡まりあっていくスピードに少し頭がふわふわとなりつつも引きこまれていきました。赤いものしか食べれない繭子。それって変わらない幼い存在でいる条件みたいなものなのかなって思いました。こどもの頃って気に入ったらそれしか食べないとか、とにかくあるものだけにすごく執着したりする時期が自分にもあった気がします。すごく無邪気でちょっとしたことで意地になって…懐かしさとそれを失っていく悲しみ、失うことで得られる一歩、そういうものを感じられる作品でした。 …続きを読む
    クロコ
    2013年01月28日
    0人がナイス!しています

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