「猫泥棒と木曜日のキッチン」感想・レビュー
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淡々としたなかに漂う優しさと悲しみは相変わらずの橋本紡ながら、タイトルと装丁の柔らかさとは裏腹にすこーし容赦ない。でもラストは“らしく”収まって『よくできました』。主人公・みずきは冷静に物事を割り切って …続きを読む2014年10月28日62人がナイス!しています
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親が子を捨て、子が親を捨てる連作短編集。 親になりきれない親はどこにでもいるもので、そういう人を親と認めて生きていかなくてはならない子供は本当に不幸だ。 殺伐としているからこそみずきの達観が際立つ。2013年11月09日55人がナイス!しています
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初読み作家さん。冒頭から母親に捨てられる高校生のみづき。しっかり家事をこなして、どこか冷静なのだけれど本当の気持ちは..? あらすじの割に、重くなりすぎないところがいいな。でも猫好きにこれはキツい..。猫 …続きを読む2017年04月12日54人がナイス!しています