千利休の「わび」とはなにか

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年07月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047033788
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千利休の「わび」とはなにか

  • 著者 神津 朝夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年07月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
240
ISBN:
9784047033788

利休のわび茶はどこからきたか?茶道史の通説に見直しを迫る先鋭的な論考。

紹鴎の弟子としてわび茶を広め、大成したという利休像は真実か。日本文化の根源とされる「わび」はどのようにして生まれたのか。『南方録』起源の虚構を排し、真の利休像と新たな茶の湯文化史を提示する。 紹鴎の弟子としてわび茶を広め、大成したという利休像は真実か。日本文化の根源とされる「わび」はどのようにして生まれたのか。『南方録』起源の虚構を排し、真の利休像と新たな茶の湯文化史を提示する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「千利休の「わび」とはなにか」感想・レビュー
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  • 過去の文献を丹念に解読し、千利休にまつわる通説と実際の違いを明らかにする一種の調査報告。専門的でマニアックな内容ですが、興味深い発見がいくつもありました。従来利休研究の根拠であった「南坊録」の成立に係 過去の文献を丹念に解読し、千利休にまつわる通説と実際の違いを明らかにする一種の調査報告。専門的でマニアックな内容ですが、興味深い発見がいくつもありました。従来利休研究の根拠であった「南坊録」の成立に係る問題や、「待庵」設計の背景など。確かに、茶道が確立していく過程で、史実が曲げられ、利休が神格化されるのは十分あり得ることだと思われます。 …続きを読む
    O. M.
    2014年04月27日
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