- 著者 春日 武彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月09日
- 判型:
- 新書判
- ページ数:
- 184
- ISBN:
- 9784047102217
しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人
- 著者 春日 武彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年02月09日
- 判型:
- 新書判
- ページ数:
- 184
- ISBN:
- 9784047102217
人間に潜む「しつこさ」の闇を徹底的に紐解く。そこに見えてくるものとは?
壮絶な憎悪や執着を支えに生きる人々がいる。彼らとのコミュニケーションには大きな摩擦や混乱をきたしやすい。彼らの精神構造を分解してみると……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人」感想・レビュー
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サブタイトル「江戸の仇をアラスカで討つ人」を見て思わず手にした。歯に衣着せぬ言葉は手厳しい感じがするが、綺麗事をいわないところが痛快でもある。文学に造詣が深い方らしく、小説を例にとった分析も興味深い。恨 …続きを読む2017年04月10日10人がナイス!しています
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子どもには苦笑いができないという話は印象的でした。本当かどうかわからないけど、たしかに苦笑いできるようになるのはちょっと大人になることかもしれない。あと、恨みのステレオタイプ化の話は、内田さんの呪いの …続きを読む2012年07月03日7人がナイス!しています
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執着、執念、しつこさ。日常の些末な一端から、生活次元を逸脱した段階まで。「おかしな状態」は何も我々の日々と無関係などではなく接線上にある。春日先生の眼差しは、一定の距離感を持った観察者として、時にめく …続きを読む2022年01月25日5人がナイス!しています