日野草城 俳句を変えた男

日野草城 俳句を変えた男

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年06月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
316
ISBN:
9784046519603

日野草城 俳句を変えた男

  • 著者 復本 一郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年06月21日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
316
ISBN:
9784046519603

今最も注目される俳人日の草城の真価を問う注目の評伝。

恋愛句・無季俳句など、新興俳句運動の一翼を担った俳人の一人であり、「ホトトギス」の除名などでも話題を呼んだ俳人。本書は草城を近代俳句史の中で位置づけ、再評価した著者渾身の意欲的な評伝。 恋愛句・無季俳句など、新興俳句運動の一翼を担った俳人の一人であり、「ホトトギス」の除名などでも話題を呼んだ俳人。本書は草城を近代俳句史の中で位置づけ、再評価した著者渾身の意欲的な評伝。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「日野草城 俳句を変えた男」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 連作「ミヤコ・ホテル」をきっかけに『ホトトギス』の同人から外された経緯を持つ草城。新婚初夜を詠んだ創作の艶っぽさに虚子が面食らってしまったというのが真相らしいが、その萌芽は第一句集『花氷』からあったの 連作「ミヤコ・ホテル」をきっかけに『ホトトギス』の同人から外された経緯を持つ草城。新婚初夜を詠んだ創作の艶っぽさに虚子が面食らってしまったというのが真相らしいが、その萌芽は第一句集『花氷』からあったのだという。細菌恐怖症、初恋女性への思慕を句材にするなど、面倒臭い部分もあるものの、保険会社の重役まで勤め、妻子を愛するフェミニスト。平和を愛するリベラルな思想の持ち主だったことなど、人としては真っ当な愛すべき人であった。病床では写生に回帰しているが、つまりは全ての句柄をこなせる天才。身体が丈夫だったらと思う。 …続きを読む
    ゆうゆうpanda
    2017年05月04日
    37人がナイス!しています

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