書の見方 日本の美と心を読む

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年01月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
266
ISBN:
9784047034198
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書の見方 日本の美と心を読む

  • 著者 名児耶 明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年01月10日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
266
ISBN:
9784047034198

書とはなにか。日本の書の成り立ちと鑑賞を通して、和様の文化を読み解く。

書を鑑賞するための手引書。日本文化の根源をなす和様の美は、どのように生まれてきたか、なにをどう見れば、より深い理解や感動が得られるのか。鑑賞のための多様な糸口や美術表現としての情報を説く。

〈目次〉
序章 日本の書、文字の多様性
一 日本の書
二 書の周辺
第一章 文字との出会い・文字の使用──金石・木簡・肉筆の美
一 文字との出会い
二 文字の使用
三 肉筆遺品の登場
第二章 奈良から平安の重厚な書──大量の写経文字と三筆の書
一 奈良時代の書
二 万葉仮名から三筆へ
第三章 和洋の発展と仮名の確立──三跡の筆跡美
一 和様を発展させた三跡の書
二 和様化に並行する仮名
三 仮名の遺品
第四章 仮名美の分析と名品の数々──仮名の造形美
一 名品と仮名の造形美
二 線・面の華麗な展開
三 魅力にあふれた仮名の一群
第五章 実用の書と定家様──藤原定家の目指した仮名とは
一 実用書道の芽生え
二 藤原定家の目指した仮名
第六章 墨跡と天皇家の書──禅僧のもたらした書の新しい魅力
一 禅僧の新しい書
二 人気の墨跡
三 天皇家と公家の書
第七章 寛永の三筆と唐様・輪様──江戸時代初期の新鮮な書風と誰もが書きやすい文字
一 寛永の三筆
二 和様と唐様
第八章 定家様文化と書のデザイン──形式美と江戸の飾り文字
一 定家様の継承
二 定家様から冷泉流へ
三 定家様文化とデザインの書
第九章 日本文化と仮名文字、書の造形美──仮名文字の再評価と芸術書
一 日本文化と仮名文字
二 近代化の中での書芸術
三 書の見方
参考文献・図版出典
あとがき
書を鑑賞するための手引書。日本文化の根源をなす和様の美は、どのように生まれてきたか、なにをどう見れば、より深い理解や感動が得られるのか。鑑賞のための多様な糸口や美術表現としての情報を説く。

〈目次〉
序章 日本の書、文字の多様性
一 日本の書
二 書の周辺
第一章 文字との出会い・文字の使用──金石・木簡・肉筆の美
一 文字との出会い
二 文字の使用
三 肉筆遺品の登場
第二章 奈良から平安の重厚な書──大量の写経文字と三筆の書
一 奈良時代の書
二 万葉仮名から三筆へ
第三章 和洋の発展と仮名の確立──三跡の筆跡美
一 和様を発展させた三跡の書
二 和様化に並行する仮名
三 仮名の遺品
第四章 仮名美の分析と名品の数々──仮名の造形美
一 名品と仮名の造形美
二 線・面の華麗な展開
三 魅力にあふれた仮名の一群
第五章 実用の書と定家様──藤原定家の目指した仮名とは
一 実用書道の芽生え
二 藤原定家の目指した仮名
第六章 墨跡と天皇家の書──禅僧のもたらした書の新しい魅力
一 禅僧の新しい書
二 人気の墨跡
三 天皇家と公家の書
第七章 寛永の三筆と唐様・輪様──江戸時代初期の新鮮な書風と誰もが書きやすい文字
一 寛永の三筆
二 和様と唐様
第八章 定家様文化と書のデザイン──形式美と江戸の飾り文字
一 定家様の継承
二 定家様から冷泉流へ
三 定家様文化とデザインの書
第九章 日本文化と仮名文字、書の造形美──仮名文字の再評価と芸術書
一 日本文化と仮名文字
二 近代化の中での書芸術
三 書の見方
参考文献・図版出典
あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「書の見方 日本の美と心を読む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古今の書風の変遷を紹介しつつ、日本人がどのような美意識をもって「和様」の書を完成したのかを概観する優れたガイド。多様な鑑賞法を提示することで間口を広げる意図が読み取れた。書もデザイン的な感覚で見ればよ 古今の書風の変遷を紹介しつつ、日本人がどのような美意識をもって「和様」の書を完成したのかを概観する優れたガイド。多様な鑑賞法を提示することで間口を広げる意図が読み取れた。書もデザイン的な感覚で見ればよいというのを得られたのは大きな収穫。 …続きを読む
    misui
    2009年08月13日
    0人がナイス!しています
  • いつのまになんとなく「美しな」と思えるようにはなってはいたけど、学んだことのなかった書道鑑賞の入門本。全くの部外者なので読みながら画像検索は必要だったけど、「騒がしくなく、すっきりしたほうが良い」とか いつのまになんとなく「美しな」と思えるようにはなってはいたけど、学んだことのなかった書道鑑賞の入門本。全くの部外者なので読みながら画像検索は必要だったけど、「騒がしくなく、すっきりしたほうが良い」とか、「右上か左上を軽く叩いたと仮定してみる」とか、「根拠はないけど刀剣鑑賞ののセンスと深くつながる」って話にもなるほどと思えて得した気分で良い本だと思いました。書、もっと観たくなりました。 …続きを読む
    なをみん
    2023年06月15日
    0人がナイス!しています

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