猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044093013
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猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」

  • 著者 池田 雅之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044093013

奇跡のミュージカル「キャッツ」とその原作の魅力に迫る!

世界20カ国以上で上演されている奇跡のミュージカル「キャッツ」。27匹の個性豊かな猫が登場するこの作品は、イギリスのノーベル文学賞詩人T.S.エリオットの詩集が原作。エリオットが詩の中にちりばめた言葉遊びや造語を丁寧に読み解き、「メモリー」に込めた知られざる思いや、幸せ探しの旅をたどる。ミュージカルと原作、2つの「キャッツ」を対比しながら、その魅力を味わい楽しむ!猫たちのプロフィールとイラストつき。 世界20カ国以上で上演されている奇跡のミュージカル「キャッツ」。27匹の個性豊かな猫が登場するこの作品は、イギリスのノーベル文学賞詩人T.S.エリオットの詩集が原作。エリオットが詩の中にちりばめた言葉遊びや造語を丁寧に読み解き、「メモリー」に込めた知られざる思いや、幸せ探しの旅をたどる。ミュージカルと原作、2つの「キャッツ」を対比しながら、その魅力を味わい楽しむ!猫たちのプロフィールとイラストつき。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

1 『キャッツ』の謎と魅力に迫る──はじめに
2 奇跡のミュージカル『キャッツ』の不思議
3 ミュージカル『キャッツ』の誕生
4 エリオットの『キャッツ』はノンセンスの宝庫
5 エリオットからミュージカルへ
6 ジェリクル舞踏会へのご招待
7 名は体を表す
8 ジェリクルたちの人生いろいろ
9 幸せ探しの旅へのいざない
10 猫族は神聖なり
11 猫たちから人間へ、人間から猫たちへのごあいさつ
12 『キャッツ』が教えてくれたこと
13 猫たちのプロフィール──名づけの秘儀を解く
14 『キャッツ』は二十一世紀の未来神話
15 見えざる詩人エリオットの栄光と悲惨
16 猫は光の国からの使者──「あとがき」に代えて

主な参考文献

「猫たちの舞踏会 エリオットとミュージカル「キャッツ」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 映画化予定と知って読む 劇団四季キャッツ25周年を記念した書下ろし文庫 著者による英語の原詩及び脚本の翻訳に浅利慶太氏の訳詞も加えて順を追い解説 ミュージカルのテーマを「祈りによる救済と再生への旅」とす 映画化予定と知って読む 劇団四季キャッツ25周年を記念した書下ろし文庫 著者による英語の原詩及び脚本の翻訳に浅利慶太氏の訳詞も加えて順を追い解説 ミュージカルのテーマを「祈りによる救済と再生への旅」とする 追加された詞もエリオット氏作であることや、アメリカ生まれでイギリス女性と結婚しその結婚生活が非凡だったことを知る 2009刊 …続きを読む
    ochatomo
    2018年03月01日
    9人がナイス!しています
  • 30年ぶりにミュージカルを観る前に、以前の舞台の様子を思い浮かべ読む。「キャッツ」の数々の楽曲がすぐ思い浮かぶが、全体のストリーはよくわからずにいたし、また主題がなにであるか理解できずにいた。本書を読ん 30年ぶりにミュージカルを観る前に、以前の舞台の様子を思い浮かべ読む。「キャッツ」の数々の楽曲がすぐ思い浮かぶが、全体のストリーはよくわからずにいたし、また主題がなにであるか理解できずにいた。本書を読んで、キャッツを21世紀の神話ととらえれば、受け止め方は、人それぞれであろうが、過去から未来への再生の物語かもしれない。登場人物は、一人ひとりが主人公であり、それぞれに輝いていると理解できる。エリオットの詩から生まれる物語が、壮大なミュージカルへ昇華したものだといえるだろう。初キャッツの孫娘の喜ぶ顔が浮かぶ。 …続きを読む
    coldsurgeon
    2022年10月19日
    8人がナイス!しています
  • ミュージカル観てきました。激流のように流れ込む歌と踊りであっという間に胸が一杯になり、自然と感情が溢れ出てくる作品でした。しかしストーリーはよくわからず。作品的にそれでも良さそうですが、意味深な猫の名 ミュージカル観てきました。激流のように流れ込む歌と踊りであっという間に胸が一杯になり、自然と感情が溢れ出てくる作品でした。しかしストーリーはよくわからず。作品的にそれでも良さそうですが、意味深な猫の名前の意味を知りたくて読みました。やはりそれぞれに意味が込められていたんですね。ミュージカルと原作を行き来しながらキャッツの世界がだいぶ深まりました。それにしても、ネーミングセンスとか猫を見る角度とか、原作者がほんとに頭おかしいです(褒めてる)。あと、妖精界と猫、ミュージカル版ポスターの関係性にときめきました。 …続きを読む
    ひさだ
    2019年02月14日
    6人がナイス!しています

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