巴御前

巴御前

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年12月22日
判型:
四六判
ページ数:
272
ISBN:
9784048735797

巴御前

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年12月22日
判型:
四六判
ページ数:
272
ISBN:
9784048735797

男は野望を求め、女は復讐を誓った。

上洛を夢見る木曾義仲のもとに、巴と名乗る女が現れた。女武者として義仲の軍に加わった巴は、平家一門への深い恨みを抱えていた。野望を求める男と、復讐を誓った女。二人の戦いと愛、そして転落を描く歴史長編。 上洛を夢見る木曾義仲のもとに、巴と名乗る女が現れた。女武者として義仲の軍に加わった巴は、平家一門への深い恨みを抱えていた。野望を求める男と、復讐を誓った女。二人の戦いと愛、そして転落を描く歴史長編。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「巴御前」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最近の鈴木輝一郎が木曽義仲を描いたらこうなった、という一作かな。義仲が回りは敵だらけの中で本領を発揮するヒーローで、巴がテレパシーを使いこなすスーパーウーマンで、義仲の愛馬がこれまたテレパシーを使う牝 最近の鈴木輝一郎が木曽義仲を描いたらこうなった、という一作かな。義仲が回りは敵だらけの中で本領を発揮するヒーローで、巴がテレパシーを使いこなすスーパーウーマンで、義仲の愛馬がこれまたテレパシーを使う牝馬。で、巴をかつて傷つけた悪の頭領が、相手を硬直させる特殊能力を持ったあのチビ、ときたもんだ。うむ、どうみてもこりゃあ歴史小説だけどSFですわん。なかなか面白い展開だと思ったけど、最後が決まっているだけにそこで唐突に終わっちゃったのがなんだか竜頭蛇尾。うーん、もやもやするな、これじゃ。 …続きを読む
    鐵太郎
    2018年02月20日
    10人がナイス!しています
  • 【年間500冊読破】2004年刊。木曽義仲と巴御前の視点から源平合戦を描く歴史小説です。義仲を万能のヒーロー、巴御前を超能力者としてSF風に描いており、読んでてこれは読者によって好みが相当分かれるなと思いまし 【年間500冊読破】2004年刊。木曽義仲と巴御前の視点から源平合戦を描く歴史小説です。義仲を万能のヒーロー、巴御前を超能力者としてSF風に描いており、読んでてこれは読者によって好みが相当分かれるなと思いました。ストーリーに現実味がないので、歴史小説風SF物として読めば十分楽しめるのではないでしょうか。面白かったです。 …続きを読む
    鴨の入れ首
    2025年02月23日
    5人がナイス!しています
  • 新しい木曽義仲の解釈だった気がします 粗野なかんじはしない良く出来た 頭領だったかな 巴も不思議な神通力を持つ女性(ものすごく強いです) として義仲と肩を並べ、源義経はクレイジーな悪役というかんじです 新しい木曽義仲の解釈だった気がします 粗野なかんじはしない良く出来た 頭領だったかな 巴も不思議な神通力を持つ女性(ものすごく強いです) として義仲と肩を並べ、源義経はクレイジーな悪役というかんじです 作者の特得なキャラクターの解釈が興味深かった …続きを読む
    さはらF
    2013年09月10日
    1人がナイス!しています

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