石田波郷読本

石田波郷読本

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年09月27日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
412
ISBN:
9784046519207

石田波郷読本

  • 著者 石田 波郷
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年09月27日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
412
ISBN:
9784046519207

昭和俳句の革新に尽瘁した風雲児、人間探求派俳人波郷の全貌を1冊に凝縮。

『鶴の眼』から『酒中花以後』までの八句集を完全収録する全句集。随筆43編、評論37編、自句自解、俳論俳話抄のほか、書き下ろしの「波郷の人と作品」、年譜、著者解題を収める廉価版石田波郷集成。没後35年記 『鶴の眼』から『酒中花以後』までの八句集を完全収録する全句集。随筆43編、評論37編、自句自解、俳論俳話抄のほか、書き下ろしの「波郷の人と作品」、年譜、著者解題を収める廉価版石田波郷集成。没後35年記

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「石田波郷読本」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 隅から隅まで読んだわけではないが、読了したことに。気になった句は書き出した。三十代半ばで肺を病む。病床俳人と呼ばれながら多くの句を遺し、五十六歳で亡くなった波郷。長い闘病に耐え、最期まで俳句を作り続け 隅から隅まで読んだわけではないが、読了したことに。気になった句は書き出した。三十代半ばで肺を病む。病床俳人と呼ばれながら多くの句を遺し、五十六歳で亡くなった波郷。長い闘病に耐え、最期まで俳句を作り続けられたのは妻の支えがあってのことだろう。「妻にのみ憤りをり返り梅雨」そんな妻も看疲れで心臓を病む。「鵙日和病室に妻の跫音して」妻の存在に甘え、妻の身体を案ず。「枇杷啜る妻を見てをり共に生きん」私が心に留めておきたい波郷像は病と闘う強い男ではなく、夫婦で寄り添って生を忍んだ優男だった。「今生は病む生なりき鳥頭」 …続きを読む
    ゆうゆうpanda
    2016年10月18日
    43人がナイス!しています

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