- 著者 岡倉 天心
- 訳者 大久保 喬樹
- デザイン 谷口 広樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784043093038
新訳 茶の本 ビギナーズ 日本の思想
- 著者 岡倉 天心
- 訳者 大久保 喬樹
- デザイン 谷口 広樹
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784043093038
日本文化の独自性を詩情豊かに語る
「茶道」の精神を通して、日本の暮らしの哲学を紹介した『茶の本』の全訳と、東洋文明の流れをたどった『東洋の理想』(抄訳)の代表作を、読みやすい訳文と平易な解説で収録。また、美術への情熱やバネルジー夫人との恋など、エピソードと証言で岡倉天心の生涯を綴った読み物風伝記を付載。この1冊で天心の思想を理解し、天心という人間を知ることができる。思想家・天心の人と思想の入門書。〈目にやさしい大きな文字〉
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
まえがき──『茶の本』の新訳にあたって
第一章 茶碗にあふれる人間性
さまざまな文化が凝縮された茶
東洋と西洋は互いに誤解を解かねばならない
西洋はどのように茶を受け入れてきたか
一杯の茶を──荒廃した現代世界の再生を待ちながら
第二章 茶の流派
茶の三段階──団茶、抹茶、煎
『茶経』──文化としての茶の誕生
日本において茶は完成される
第三章 道教と禅
茶は道教を根底とする
絶対は相対にほかならない
道教から禅へ
第四章 茶 室
異端の建築
茶室は禅の精神の結晶である
好き家──好みの家
第五章 芸術鑑賞
琴には琴の歌を歌わせよ
謙譲の心で芸術を鑑賞する
芸術への敬意
鑑賞者の器量
現代芸術の意義
第六章 花
花への哀歌
花をいつくしむ
花を生けるとは
華道の歴史
茶と花
第七章 茶人たち
茶人がもたらしたもの
茶人の死
東洋の理想
序 章 理想の広がり
終 章 展 望
《解説ノート》
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
序章
終章
エピソードと証言でたどる天心の生涯
幕末開港地生まれの国際人
十四歳で東京大学第一期生、十六歳で学生結婚
エリート文部官僚の伝統日本美術擁護運動
東京美術学校の創設
中国への旅──文明風土の発見
凋落の始まり
美術学校長非職と日本美術院の創設
日本画革新運動と同時代西欧前衛芸術
インド巡礼
五浦の発見
アメリカへ
同志たちの死と自身の死の予感
バネルジー夫人との最後の恋
詩劇『白狐』──故郷日本の幻
終 焉
読書案内
あとがき
第一章 茶碗にあふれる人間性
さまざまな文化が凝縮された茶
東洋と西洋は互いに誤解を解かねばならない
西洋はどのように茶を受け入れてきたか
一杯の茶を──荒廃した現代世界の再生を待ちながら
第二章 茶の流派
茶の三段階──団茶、抹茶、煎
『茶経』──文化としての茶の誕生
日本において茶は完成される
第三章 道教と禅
茶は道教を根底とする
絶対は相対にほかならない
道教から禅へ
第四章 茶 室
異端の建築
茶室は禅の精神の結晶である
好き家──好みの家
第五章 芸術鑑賞
琴には琴の歌を歌わせよ
謙譲の心で芸術を鑑賞する
芸術への敬意
鑑賞者の器量
現代芸術の意義
第六章 花
花への哀歌
花をいつくしむ
花を生けるとは
華道の歴史
茶と花
第七章 茶人たち
茶人がもたらしたもの
茶人の死
東洋の理想
序 章 理想の広がり
終 章 展 望
《解説ノート》
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
序章
終章
エピソードと証言でたどる天心の生涯
幕末開港地生まれの国際人
十四歳で東京大学第一期生、十六歳で学生結婚
エリート文部官僚の伝統日本美術擁護運動
東京美術学校の創設
中国への旅──文明風土の発見
凋落の始まり
美術学校長非職と日本美術院の創設
日本画革新運動と同時代西欧前衛芸術
インド巡礼
五浦の発見
アメリカへ
同志たちの死と自身の死の予感
バネルジー夫人との最後の恋
詩劇『白狐』──故郷日本の幻
終 焉
読書案内
あとがき