平家(四)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043687091
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平家(四)

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043687091

義経が疾る源平争乱

源平の争乱に彗星の如く登場した義経は、一の谷から壇ノ浦まで平家勢を追い詰めてゆく。武運尽き、ついに滅亡を迎えた平家。しかしそこには、後白河法皇の千古不易の思想が秘められていた。 源平の争乱に彗星の如く登場した義経は、一の谷から壇ノ浦まで平家勢を追い詰めてゆく。武運尽き、ついに滅亡を迎えた平家。しかしそこには、後白河法皇の千古不易の思想が秘められていた。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「平家(四)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 最終巻は言いたいことはわかりますが、話のラインからはずれてきたようなや感じました。また平家というよりも義経という印象になりました。偶然『義経愚将論』という本を読んだばかりなので同じ人物でも描き方の違い 最終巻は言いたいことはわかりますが、話のラインからはずれてきたようなや感じました。また平家というよりも義経という印象になりました。偶然『義経愚将論』という本を読んだばかりなので同じ人物でも描き方の違いが鮮明で面白かったです。 …続きを読む
    金吾
    2022年08月07日
    27人がナイス!しています
  • 前巻で清盛が没し、いよいよ平家の滅亡と義経の活躍から破滅へと展開する。通説とは違い清盛の偉業を継ぐ英雄として、英邁で緻密な義経像が、平家と同様に無常観を誘われた。本物語は、平清盛を古代から中世への時代 前巻で清盛が没し、いよいよ平家の滅亡と義経の活躍から破滅へと展開する。通説とは違い清盛の偉業を継ぐ英雄として、英邁で緻密な義経像が、平家と同様に無常観を誘われた。本物語は、平清盛を古代から中世への時代の寵児としてだけではなく、現代にも繋がる国際的でかつテクノクラートであり、豊かな国民性を持つ現代日本を形成に寄与し、切っ掛けを作った天才として語られいる。栄枯盛衰の平家物語の中に古代から中世そして現代迄も包括した壮大な歴史絵巻でした。そして壇ノ浦後に資盛、有盛、行盛の奄美に落延びた伝説を信じたくなる作品です。 …続きを読む
    TheWho
    2015年04月07日
    11人がナイス!しています
  • 最終巻。清盛亡き後の情けない平家視点で描かれることをほんの少し期待して読みましたが、後白河法皇が清盛の後継者候補として目をつけた源義経をメインとした普通の源平合戦でした。時折、清盛を追想し敬慕する姿が 最終巻。清盛亡き後の情けない平家視点で描かれることをほんの少し期待して読みましたが、後白河法皇が清盛の後継者候補として目をつけた源義経をメインとした普通の源平合戦でした。時折、清盛を追想し敬慕する姿が垣間見えるだけでした。4巻は蛇足みたいな印象しか持ちませんでしたが、清盛を藤原政治を打破し改革をなそうとした孤独な英雄として描かれた良い作品でした。敗者である平家の棟梁清盛を否定してきた評価に対する反動か源頼朝を必要以上に痛罵している作品です。頼朝嫌いには痛快ですw …続きを読む
    BIN
    2019年02月22日
    7人がナイス!しています

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