平家(三)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043687084
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平家(三)

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784043687084

後白河院が推す清盛の意外な後継者

清盛が福原遷都を強行する一方、坂東では復仇を呼号する源頼朝が蹶起、叛乱の火の手を上げる。志半ばにして病に斃れた清盛。英傑の大志は、このまま虚しくなるほかないのか? 清盛が福原遷都を強行する一方、坂東では復仇を呼号する源頼朝が蹶起、叛乱の火の手を上げる。志半ばにして病に斃れた清盛。英傑の大志は、このまま虚しくなるほかないのか?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「平家(三)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ○頼朝の描写が笑えます。見た目がいいだけで、英雄というよりも悪い意味で女性的すぎます。富士川の戦いの解釈は納得できるものでした。 ○頼朝の描写が笑えます。見た目がいいだけで、英雄というよりも悪い意味で女性的すぎます。富士川の戦いの解釈は納得できるものでした。
    金吾
    2022年08月07日
    26人がナイス!しています
  • 巨星墜つ。鹿ヶ谷の陰謀から平清盛死後の木曽義仲による火牛の計まで。主人公が平家だからもあるが、源頼朝の評価が限りなく低い。小心、臆病、政略謀略武勇なしと美男子だけが取り柄ということで頼朝嫌いな私として 巨星墜つ。鹿ヶ谷の陰謀から平清盛死後の木曽義仲による火牛の計まで。主人公が平家だからもあるが、源頼朝の評価が限りなく低い。小心、臆病、政略謀略武勇なしと美男子だけが取り柄ということで頼朝嫌いな私としては楽しいところです。多弁なだけな叔父の源行家の躍動が他書より目立つ。誰もがこんな軽薄者に踊らされるというのも変な話です。それに対して改革を断交し、孤立する清盛に対してたまにそっと寄り添う藤原長成と最後にライバルながら清盛の死を案じ歔欷する後白河法皇にちょっと感動。法王嫌いなんだけど見直した。清盛良かったよ。 …続きを読む
    BIN
    2019年02月15日
    13人がナイス!しています
  • 前巻で太政大臣を経て平相国と呼ばれ頂点に立った清盛に対して、反平家勢力が徐々に芽生え始める。しかしそれに対峙する人材を欠いた平家一門に対して絶望する清盛、後白河上皇の思惑、そして以仁王の令旨から始まる 前巻で太政大臣を経て平相国と呼ばれ頂点に立った清盛に対して、反平家勢力が徐々に芽生え始める。しかしそれに対峙する人材を欠いた平家一門に対して絶望する清盛、後白河上皇の思惑、そして以仁王の令旨から始まる源氏勢力の台頭と源平盛衰記の様相が語られている。特筆すべきは、後の戦国時代の松永弾正や織田信長が弾圧した宗門政策の先駆けとして清盛が、そして不可侵の存在として天皇家を確立したのが後白河上皇と語られていた点であった。巻末で清盛が没し、いよいよ平家の滅亡へと展開する次巻が楽しみです。 …続きを読む
    TheWho
    2015年04月05日
    11人がナイス!しています

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