- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 770
- ISBN:
- 9784043620036
続巷説百物語
- 著者 京極 夏彦
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2005年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 770
- ISBN:
- 9784043620036
哀切と奇想のあやかし絵巻――直木賞受賞作へ続く「巷説」シリーズ第二弾。
不思議話好きの山岡百介は、処刑されるたびによみがえるという極悪人の噂を聞く。殺しても殺しても死なない魔物を相手に、又市はどんな仕掛けを繰り出すのか……奇想と哀切のあやかし絵巻。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
「続巷説百物語」感想・レビュー
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6編の短編からなっていますが、それぞれの怪異譚が繋がっているように感じました。闇に込められた愚かで哀しい人間の悪魔が見えます。蔓延する妖怪の怪異は人間の疎かな部分から発生されるのではないでしょうか。人 …続きを読む2019年04月24日83人がナイス!しています
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目にも鮮やか狂言芝居!小悪党が悪党を退治するちょっと歪な勧善懲悪。綺麗な身とは言い難い小悪党が何故か下手なお人好しより善人に思えてくる奇抜で絡繰りだらけの巷説百物語続編。人に棲みついた魑魅魍魎には人と …続きを読む2021年08月22日72人がナイス!しています
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妖怪、物の怪、祟りの謂れ、題材はいずれもおどろおどろしいが、内容は人情ありの勧善懲悪物語。りん。とひとたび鈴音が響けば又市のからくりが動き出す。短編集かと思いのんびり読んでいたら、五話目ですべての話が …続きを読む2021年03月15日67人がナイス!しています
著者紹介
京極 夏彦(きょうごく・なつひこ)
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、全日本妖怪推進委員会肝煎。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。著書多数。