太平記(五)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041753699
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太平記(五)

  • 著者 森村 誠一
  • デザイン 川上 成夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041753699

鎌倉幕府滅亡!! 森村歴史文学の集大成!!

鎌倉幕府が倒されて、束の間の平和が訪れると思われたが、足利尊氏が反逆し、再び列島に戦乱の嵐が吹き荒れる。勇猛な新田義貞、楠木正成の軍は圧倒的な勝勢を誇っていたが・・・。 鎌倉幕府が倒されて、束の間の平和が訪れると思われたが、足利尊氏が反逆し、再び列島に戦乱の嵐が吹き荒れる。勇猛な新田義貞、楠木正成の軍は圧倒的な勝勢を誇っていたが・・・。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「太平記(五)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「いまこそ足利の覇を唱えるときである。我らの行く先は都あるのみ。心を一にし力を合わせ、足利の総力を挙げて都へ攻め上ろうではないか」(足利尊氏)……九州落ちから湊川の戦い、南北朝鼎立まで。太平記の記述に忠 「いまこそ足利の覇を唱えるときである。我らの行く先は都あるのみ。心を一にし力を合わせ、足利の総力を挙げて都へ攻め上ろうではないか」(足利尊氏)……九州落ちから湊川の戦い、南北朝鼎立まで。太平記の記述に忠実になると、どうしても分からないのが本巻での楠木正成の身の処し方。建武の新政以後ますますクズっぷりを増す後醍醐天皇とその取り巻きの公家たちに、なぜ忠誠を貫き続けたのだろうか。彼は赤松円心と同様、既成の権威に纏ろわぬ悪党ではなかったのか。ここら辺に太平記の嘘臭さや誤解釈がありそうだ。 …続きを読む
    うたまる
    2014年05月26日
    3人がナイス!しています
  • 1335(建武二)年-1339(延元四)年 北条時行が鎌倉に帰還するも再度奪還され流浪。尊氏反逆九州落ち。 楠木正成、桜井の決別後、湊川にて討ち死に。南北朝分裂。 新田義貞、北畠顕家、主立った柱臣討ち死に。 主人 1335(建武二)年-1339(延元四)年 北条時行が鎌倉に帰還するも再度奪還され流浪。尊氏反逆九州落ち。 楠木正成、桜井の決別後、湊川にて討ち死に。南北朝分裂。 新田義貞、北畠顕家、主立った柱臣討ち死に。 主人公後醍醐帝崩御。 この巻読んで湊川神社に行って来た。低い丘陵の森に正成一統が自刃した場所と水戸光圀が建立した墓碑が残されている。それまで楠木正成は忘れられていた存在だったと見える。 なんと神社になったのは、明治帝になってからの事で、これはやはり忠君規範に過剰に悪用したと判断せざるを得ない。 …続きを読む
    アンゴ
    2014年03月29日
    2人がナイス!しています
  • 建武の新政は瓦解。戦況が行ったり来たりしながらも、楠木正成の戦死、後醍醐天皇の降伏で戦いは一段落。しかし、全体通して後醍醐天皇側の無策が目につく。序盤はここまで無能じゃなかったはずなんだが…… 建武の新政は瓦解。戦況が行ったり来たりしながらも、楠木正成の戦死、後醍醐天皇の降伏で戦いは一段落。しかし、全体通して後醍醐天皇側の無策が目につく。序盤はここまで無能じゃなかったはずなんだが……
    suzuki-takefumi
    2009年08月21日
    2人がナイス!しています

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