太平記(一)

太平記(一)

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784041753651
label

太平記(一)

  • 著者 森村 誠一
  • デザイン 川上 成夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784041753651

躍動する未曾有の動乱の時代を描いた、歴史大河小説の傑作、刊行!!

鎌倉幕府討幕の志が捨て去れぬ後醍醐天皇は、夢のお告げに現われた天皇親政の先駆けとなる武士・楠木正成に使いを送るが――。戦乱の世を激しく生きた英雄たちを、情熱的筆致で描いた著者渾身の歴史大河小説。 鎌倉幕府討幕の志が捨て去れぬ後醍醐天皇は、夢のお告げに現われた天皇親政の先駆けとなる武士・楠木正成に使いを送るが――。戦乱の世を激しく生きた英雄たちを、情熱的筆致で描いた著者渾身の歴史大河小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「太平記(一)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 第1巻は正中の変が終わり、次の元弘の乱で後醍醐天皇が笠置山で籠城しているところまで。北条高時が単なる愚蒙ではなく、そういう風に装ってる感ががあるのはいいですね(女には溺れているが)。後醍醐天皇が覇気が 第1巻は正中の変が終わり、次の元弘の乱で後醍醐天皇が笠置山で籠城しているところまで。北条高時が単なる愚蒙ではなく、そういう風に装ってる感ががあるのはいいですね(女には溺れているが)。後醍醐天皇が覇気があるのはいいが、空回りしているし、人を見かけで判断する公家の愚かさとかがもうこの時点で顕れているのもある意味わかりやすい。足利高氏とか新田義貞とか武将視点でのこの時代の小説は読んだが、太平記のような全体を俯瞰して読める小説は本作が初なので流れがよくわかってよい。 …続きを読む
    BIN
    2024年08月19日
    6人がナイス!しています
  • 「これより世の中が変わるぞ。どのように変わっていくかわしにもわからぬ。だが変わることだけは確かじゃ。その変化の外に楠木家は立つことはできぬ」(楠木正成)……歴史で面白いのはやはり時代の変わり目。今回は鎌 「これより世の中が変わるぞ。どのように変わっていくかわしにもわからぬ。だが変わることだけは確かじゃ。その変化の外に楠木家は立つことはできぬ」(楠木正成)……歴史で面白いのはやはり時代の変わり目。今回は鎌倉時代から建武の新政を経て室町時代に至る大河ドラマに挑む。太平記は南朝寄りのため、ある種のバイアスはやむを得ない。北条家や足利家の都合はこちらで考量しながら読み進めよう。と思ってたら、楠木正成が付近の荘園に略奪を仕掛けていた資料にも触れていた。やるな、森村誠一。おまけにこの表紙デザインがやけに好きだ。 …続きを読む
    うたまる
    2014年05月18日
    4人がナイス!しています
  • 敗戦後皇国史観否定のため、学校や一般で取り合い難くなったこの時代だが、江戸時代から敗戦まで日本人の常識、価値規範として重要な位置づけにある民族的物語。徒に拒否したり功罪を論うのではなく、明治維新やその 敗戦後皇国史観否定のため、学校や一般で取り合い難くなったこの時代だが、江戸時代から敗戦まで日本人の常識、価値規範として重要な位置づけにある民族的物語。徒に拒否したり功罪を論うのではなく、明治維新やその後の日本を客観的に理解するためには、日本人として知っておかねばならないと苦手意識を置いて一念発起。古典の方は手強いが推理サスペンスの巨匠が現代人に分かり易く噛み砕いて歴史絵巻を展開してくれて、大河ドラマより入り込み易く一気読み。全6巻の一巻は、1324-1331年後醍醐帝正中の変から楠木正成赤坂城挙兵まで。 …続きを読む
    アンゴ
    2014年03月14日
    3人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品