- 著者 梨木 香歩
- 装丁 中村 智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年04月28日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784048735131
村田エフェンディ滞土録
- 著者 梨木 香歩
- 装丁 中村 智
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2004年04月28日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784048735131
宗教とは。国とは。人間への深いまなざしが捉えた青春小説の新境地。
1899年、トルコ。遺跡発掘の留学生村田君の下宿には、英国の女主人、ギリシャ、ドイツの若者がいて熱い交流があった。宗教、民族、国家の根っこから人間を見つめ、その喜びと苦難を描いた新スタイルの青春小説。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「村田エフェンディ滞土録」感想・レビュー
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トルコに留学した歴史研究者の村田が様々な国籍と宗教を持つ人々とともに暮らす日々を描いたお話。たんたんと文化や風土が語られて終わって行くのかと思いきや、中盤からファンタジー的な展開やトルコ革命や戦争の絡 …続きを読む2014年07月19日126人がナイス!しています
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良い物を読みました。静かに感慨できました。これぞ感慨無量。こんな本の存在を今まで知らずにいたとは情けない。(むらたえふぇんでぃたいとろく)2013年02月01日120人がナイス!しています
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「冬虫夏草」で出てきた村田の土耳古での話、同じように淡々とでも不思議な出来事が述べられていくのかと思ったら、思いがけずの結末に涙しました。土耳古という国には余り馴染みがないのですが、以前和歌山の串本で …続きを読む2014年11月18日115人がナイス!しています