ビーナスブレンド

ビーナスブレンド

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年02月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048735223

ビーナスブレンド

  • 著者 麻生 哲朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年02月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048735223

本を閉じるとき、きっと温かい涙が溢れる。草なぎ剛主演映画書き下ろし小説

草なぎ剛主演・全編韓国語のスタイリッシュで泣ける映画『ホテル ビーナス』の脚本を手がけ、ケミストリーの作詞でも活躍する麻生哲朗が書き下ろした小説。 草なぎ剛主演・全編韓国語のスタイリッシュで泣ける映画『ホテル ビーナス』の脚本を手がけ、ケミストリーの作詞でも活躍する麻生哲朗が書き下ろした小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ビーナスブレンド」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 10年ぶりに再読。相変わらず、読むとぼうぼうと風ばかりが吹きすぎる秋の野に、急速に鎮静化して澄んでいく感情だけを抱えて一人立ちつくしているような、それでいて寂しくない気持ちになる。それは舞台が心の回転が 10年ぶりに再読。相変わらず、読むとぼうぼうと風ばかりが吹きすぎる秋の野に、急速に鎮静化して澄んでいく感情だけを抱えて一人立ちつくしているような、それでいて寂しくない気持ちになる。それは舞台が心の回転が止まった人々が最後に行き着く街だからか、それでも登場人物たちが途方に暮れながらも灯し火のような小さな希望の存在を無意識化で信じているからだろうか。アネモネの花言葉は色で違うそうで、赤「君を愛す」、白「真実、希望、期待」、ピンク「待望」、青「あなたを信じて待つ」。サイに贈られた花の色は何色だったのだろう。 …続きを読む
    ミス レイン
    2017年09月17日
    3人がナイス!しています
  • 居場所を無くした人々が集うカフェ・ビーナスで紡がれるささやかで優しい物語。 『大切なことは何一つ出来ないのに、結局いつも余計なことばかりしている』カンの想いに、今の自分もまさに其れだな、と笑ってしまっ 居場所を無くした人々が集うカフェ・ビーナスで紡がれるささやかで優しい物語。 『大切なことは何一つ出来ないのに、結局いつも余計なことばかりしている』カンの想いに、今の自分もまさに其れだな、と笑ってしまった。良くも悪くも他人は他人、何もしなければ良いのに、なんだかんだと余計な事をしてしまうのは何でだろうな。弱さを隠すことが強さじゃない、けれど、弱さをひけらかす事も強さでは無いと思う。 じゃあ何だ、と考えるなら、認めて、受け入れて、ほんの少しでも前に進む事かなとは思う。→ …続きを読む
    2014年09月15日
    1人がナイス!しています
  • 一年に数回は読み直す一冊。時間が止まったはずの町で描かれる描写一つ一つに音があってそれをより実感的に感じ取れるのが映画かなと思う。とても好きで人生で大切にしている物語のひとつです。 一年に数回は読み直す一冊。時間が止まったはずの町で描かれる描写一つ一つに音があってそれをより実感的に感じ取れるのが映画かなと思う。とても好きで人生で大切にしている物語のひとつです。
    Maccori
    2014年08月13日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品