結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ

結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784048838696

結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年02月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
192
ISBN:
9784048838696

怒っているだけじゃない。小うるさい大竹まこと、本気のエッセイ。

いろいろなことがあって顔が曲がりました。顔面麻痺のせいでうどんも上手く食べられない。味も解らなくなっているのか!?シュールで可笑しくて少し哀しい22本のエッセイ。テレビに映らない大竹まことの新境地。 いろいろなことがあって顔が曲がりました。顔面麻痺のせいでうどんも上手く食べられない。味も解らなくなっているのか!?シュールで可笑しくて少し哀しい22本のエッセイ。テレビに映らない大竹まことの新境地。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 上手い文章を書く人である。食べ物は旨そうに浮かび、登場人物はその詳細までクッキリ想像できる。メリハリが効いておりヨレッとした曖昧さが無い。文章と言うのは表現の道具なので視点や考え方が重要なのだが大竹ま 上手い文章を書く人である。食べ物は旨そうに浮かび、登場人物はその詳細までクッキリ想像できる。メリハリが効いておりヨレッとした曖昧さが無い。文章と言うのは表現の道具なので視点や考え方が重要なのだが大竹まことの最大の美点はその眼差しの優しさにある。文化人になると自分の発言力と立ち位置を見失いがちだが文章を紡ぐ大竹の視点は常に優しい。僕が読んだエッセイや随筆の類の中でも絶品レベルの素晴らしさ。折を見て読み返したい。 …続きを読む
    フロム
    2019年10月24日
    6人がナイス!しています
  • 辛口のコメディアン大竹まことの、亡くなった叔父に捧げられたエッセイ集。大人向けのコントを紡ぎだす脳細胞は、いつになっても明晰だ。「常識」をふまえた上の「非常識」。「馬の鬣のように月日は流れて…」センス 辛口のコメディアン大竹まことの、亡くなった叔父に捧げられたエッセイ集。大人向けのコントを紡ぎだす脳細胞は、いつになっても明晰だ。「常識」をふまえた上の「非常識」。「馬の鬣のように月日は流れて…」センスある書き出しと、お約束のギャグ。本の中にもサービス精神が溢れている。 …続きを読む
    たくのみ
    2013年10月07日
    6人がナイス!しています
  • テレビに出てる変なおじさん、と思ってたけど、いい大人になってもやるせない気持ちっていうものはあって、それに蓋をせずにきちんと向き合って、それを言葉にするのがとても秀逸だった。素敵な本。 テレビに出てる変なおじさん、と思ってたけど、いい大人になってもやるせない気持ちっていうものはあって、それに蓋をせずにきちんと向き合って、それを言葉にするのがとても秀逸だった。素敵な本。
    お米ビール
    2023年11月04日
    2人がナイス!しています

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