あすなろの詩

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年10月25日
判型:
文庫判
ページ数:
400
ISBN:
9784043730018
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あすなろの詩

  • 著者 鯨 統一郎
  • イラスト 奥原 しんこ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年10月25日
判型:
文庫判
ページ数:
400
ISBN:
9784043730018

鯨統一郎がかってない挑発をあなたに投げかける!

甲斐文太郎は星城大学入学後、文学青年・玉岡と共に文芸クラブ「星城文学」を立ち上げる。二人の目的は、以前大学内で発行された同人誌「あすなろの詩」を復刊すること。しかし、凄惨な事件に巻き込まれることに…。 甲斐文太郎は星城大学入学後、文学青年・玉岡と共に文芸クラブ「星城文学」を立ち上げる。二人の目的は、以前大学内で発行された同人誌「あすなろの詩」を復刊すること。しかし、凄惨な事件に巻き込まれることに…。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「あすなろの詩」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同人誌『あすなろの詩』復活を目指す学生たちの青春群像劇。文学談義、恋、部員同士の鍔迫り合いを含む文芸青春グラフィティ。しかし後半では物語は典型的な“嵐の山荘物”ミステリになる。今、例えばコロナウイルスの 同人誌『あすなろの詩』復活を目指す学生たちの青春群像劇。文学談義、恋、部員同士の鍔迫り合いを含む文芸青春グラフィティ。しかし後半では物語は典型的な“嵐の山荘物”ミステリになる。今、例えばコロナウイルスの影響で様々な制約下の中でストレスを感じたからこそ犯人の動機は案外腑に落ちた。もしかしたらこれは作者自身の青春グラフィティなのか。明日は作家になろうと創作に励んでいた作者の思い出が込められているのではないだろうか。そしてこの結末は失われた過去への、もう戻れぬあの頃の思い出への作者なりの決着なのだろうか。 …続きを読む
    Tetchy
    2020年09月27日
    114人がナイス!しています
  • 辛辣なレビューが多いですが、単純な僕は面白く読んだ一冊でした。前半は文芸誌「あすなろの詩」を復刊を目指し文芸部を復活させた大学生達の友情と恋バナにミステリー???という感じで、後半舞台が北海道の別荘での 辛辣なレビューが多いですが、単純な僕は面白く読んだ一冊でした。前半は文芸誌「あすなろの詩」を復刊を目指し文芸部を復活させた大学生達の友情と恋バナにミステリー???という感じで、後半舞台が北海道の別荘での合宿での殺戮と謎解きでミステリーとるという2冊合作のような一冊でした。前半は学生って自由奔放な恋愛事情に羨ましいやらほのぼのとして、後半になるとそんな生活には裏のドロドロとした感情が起こす惨劇に妙に納得した自分がいました。で、最後の謎解きは、ちょっと出来過ぎ感がありましたね。 …続きを読む
    ちょこまーぶる
    2025年03月26日
    45人がナイス!しています
  • むむむ、これは・・・ むむむ、これは・・・
    takaC
    2014年11月24日
    35人がナイス!しています

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