- 著者 パウロ・コエーリョ
- 訳者 江口 研一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784042750055
ベロニカは死ぬことにした
- 著者 パウロ・コエーリョ
- 訳者 江口 研一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2003年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784042750055
この世界で起きることに、偶然はない--。
ベロニカはすべてを手にしていた。若さと美しさ、素敵なボーイフレンドたち、堅実な仕事、そして愛情溢れる家族。しかし、彼女は幸せではなかった。何かが欠けていた。ある朝、ベロ二カは死ぬことに決め、睡眠薬を大量に飲んだ。だが目覚めるとそこは、病院の中だった--。自殺未遂の後遺症で残り数日となった人生を、患者たちと過ごすことになったベロニカ。そんな彼女の前に人生の秘密が姿を現そうとしていた--。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ベロニカは死ぬことにした」感想・レビュー
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著者のコエーリョはブラジルの作家だが、本書ではスロヴェニアのリュブリャーナが舞台だ。物語は、西側の資本が投入され最先端の医療水準を誇る精神病院ヴィレットの中で展開する。そこはもちろん監獄ではないものの …続きを読む2013年07月16日227人がナイス!しています
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24歳にして、自分の存在にはもう意味がないと自殺を図り精神科病院で目覚めたベロニカ。医師からは心臓が壊死し、数日の命と宣告を受ける。コエーリョのこの小説は、狂気とは正常とはといった問いを発しながら、ベロ …続きを読む2021年01月29日116人がナイス!しています
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自殺未遂を起こし『心臓がそのうち動かなくなる』と言われた主人公は、精神病院の中で医師や患者たちと過ごながら自身と向き合っていく。「わたしたちはみんな、なんらかのかたちで、狂ってるのよ」死を目前にした主 …続きを読む2020年09月05日103人がナイス!しています