12月のベロニカ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年01月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
308
ISBN:
9784829114865
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12月のベロニカ

  • 著者 貴子 潤一郎
  • イラスト ともぞ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年01月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
308
ISBN:
9784829114865

ファンタジア大賞8年ぶりの大賞受賞

若き騎士フレイルと片腕の男ハキュリー。二人の出会いは女神のもたらした運命だったのか……。幼なじみとの淡い恋と別れ、騎士の誇りと友情、夢と絶望そして打算と裏切りが絡み合う珠玉のハイ・ファンタジー! 若き騎士フレイルと片腕の男ハキュリー。二人の出会いは女神のもたらした運命だったのか……。幼なじみとの淡い恋と別れ、騎士の誇りと友情、夢と絶望そして打算と裏切りが絡み合う珠玉のハイ・ファンタジー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「12月のベロニカ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 女神ファウゼルに仕える巫女・ベロニカに選ばれた幼馴染と交わした約束を果たすため、ベロニカの騎士となるべく道を歩む主人公。見事13人の候補の騎士に選ばれる彼ですが、争いの火種は燻っており、事態は急転直下し 女神ファウゼルに仕える巫女・ベロニカに選ばれた幼馴染と交わした約束を果たすため、ベロニカの騎士となるべく道を歩む主人公。見事13人の候補の騎士に選ばれる彼ですが、争いの火種は燻っており、事態は急転直下してしまいます。見返すと確かにヒントはありましたが、中盤までは見事に騙されました。こうも境遇が似るのはそうそう無いですが、そこはフィクションと割り切って。あらすじも両方に使える展開なのも良かったです。これは二度読みの価値あり。 …続きを読む
    ひぬ
    2022年01月07日
    24人がナイス!しています
  • 女神の依代となり、死ぬまで眠り続ける「ベロニカ」。その候補を送り届ける騎士団が、途上で敵国に襲われる。それを助けたのは、重犯罪者の証である隻腕の男。騎士のひとりフレイルは彼を怪しむが…。一応、時間ファ 女神の依代となり、死ぬまで眠り続ける「ベロニカ」。その候補を送り届ける騎士団が、途上で敵国に襲われる。それを助けたのは、重犯罪者の証である隻腕の男。騎士のひとりフレイルは彼を怪しむが…。一応、時間ファンタジーということで。伏線が見えるまで、単純に流れで読んでいました…(ネタは分かりやすいです)。すべてがキッチリとまとめられていて、お見事。しかし、騎士団の自堕落すぎ、頼りなさすぎはどうなの。やっぱり歴史は繰り返すということ?総じて、フレイル側の描写が薄く、むしろハキュリーの「約束」を守らせてあげたかった…。 …続きを読む
    万博
    2012年07月22日
    10人がナイス!しています
  • 何度目かの再読。13年前(そんなに経ったんだ!)初めて読んだ時、構成の上手さに驚愕し、物語の切なさに号泣した本。また今回も泣かされました(T-T)女神ファウゼルに仕え、十代半ばから人生のほとんどを眠りの中で過ご 何度目かの再読。13年前(そんなに経ったんだ!)初めて読んだ時、構成の上手さに驚愕し、物語の切なさに号泣した本。また今回も泣かされました(T-T)女神ファウゼルに仕え、十代半ばから人生のほとんどを眠りの中で過ごす『ベロニカ』と呼ばれる巫女と、その巫女を守る『ベロニカの騎士』の話。もの凄く好きな本ですが「眠り姫」というフレーズが出る部分はちょっと悪寒が走る。挿し絵もいらない。 …続きを読む
    月白
    2016年01月23日
    8人がナイス!しています

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