お父さんの石けん箱 愛される事を忘れている人へ。

お父さんの石けん箱 愛される事を忘れている人へ。

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2003年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043695010
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お父さんの石けん箱 愛される事を忘れている人へ。

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2003年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784043695010

お父さんありがとう、そしてごめんね…。

父・山口組三代目組長、母・その妻にして三代目姐。そんな一家に生まれた著者はごく普通の女の子として育てられる。日本に二つとない一家の、普通の家庭生活を描いて、大きな話題となった傑作エッセイ。 父・山口組三代目組長、母・その妻にして三代目姐。そんな一家に生まれた著者はごく普通の女の子として育てられる。日本に二つとない一家の、普通の家庭生活を描いて、大きな話題となった傑作エッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「お父さんの石けん箱 愛される事を忘れている人へ。」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 家族からみた任侠の人。贔屓の引き倒しであろうともやはり3代目。ベラミの発砲事件は新聞の一面を飾り、娘心に興味津々。アルカポネ並みにいい男さんと。3代目が立派なヤクザ屋さんであったのはひとえに奥様の賜物 家族からみた任侠の人。贔屓の引き倒しであろうともやはり3代目。ベラミの発砲事件は新聞の一面を飾り、娘心に興味津々。アルカポネ並みにいい男さんと。3代目が立派なヤクザ屋さんであったのはひとえに奥様の賜物。奥様が3代目を作ったと云っても過言ではない。清水の次郎長から任侠の人はいただろう。浅田次郎さんの本の中でも任侠の人が。やくざも、束ねる人がお粗末になったから暴力団となったのか。それでは警察も政治家もお粗末になった今、女が廃ったのか。日々の暮らし、優しすぎる爺様に私も廃ってしまっていた。 …続きを読む
    はつばあば
    2016年02月18日
    55人がナイス!しています
  • 山口組三代目田岡和雄の長女が書かれた、家族のエッセイ。身内の贔屓目な書き方もあるかもしれませんが、読んだ限りでは厳格だけれども、愛情に溢れた父母に育てられた、素敵な家族だとの印象を受けました。やはり三 山口組三代目田岡和雄の長女が書かれた、家族のエッセイ。身内の贔屓目な書き方もあるかもしれませんが、読んだ限りでは厳格だけれども、愛情に溢れた父母に育てられた、素敵な家族だとの印象を受けました。やはり三代目はヤクザではなく侠客であり、その奥さんも立派な侠客の姐さんとの印象を受けました。三代目の娘であるがゆえの色々なエピソードも面白かったです。なかでも高校生の時親に内緒でディスコに行き、チンピラに絡まれてやむを得ず家に電話する。その後の顛末。筆者の素性を知らなかったとはいえ、アホなチンピラです。恐ろしい(汗) …続きを読む
    GAKU
    2016年02月21日
    41人がナイス!しています
  • 身内びいきの話半分と思いながら読んだのに、なんか感激した。とにかくデカくて人としてすごい。時代が違ったら、ヤクザじゃなくてもっと違う方面で成功してるであろうと思わせる人物です。普通の家庭より地味で堅実 身内びいきの話半分と思いながら読んだのに、なんか感激した。とにかくデカくて人としてすごい。時代が違ったら、ヤクザじゃなくてもっと違う方面で成功してるであろうと思わせる人物です。普通の家庭より地味で堅実で、家族関係が濃密で、「THE、家族」って感じが嘘くさく感じてしまうほど。娘が父を思う気持ちも私の理解を超えたものだったので、「本当に田岡由伎が書いたのか?」と疑ったほど、完成された家族のお話でした。そして女の立場からしたら、この姐さんはすごい人。私やったら惚れただけではここまで出来んわ。 …続きを読む
    ねこまんま
    2016年03月05日
    27人がナイス!しています

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