最後のディナー

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041682067
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最後のディナー

  • 著者 島田 荘司
  • デザイン 多田 和博
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041682067

心が痛むほどの透き通った愛を描く「御手洗シリーズ」珠玉の短編集!

龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が。僧侶を救うため、老婆は噴火で一面灰に覆われた畑から誰にも見咎められず大根を引き抜いた!? 「大根奇聞」などを全3編を収録。 龍臥亭で出会った里美と石岡に新たな事件が。僧侶を救うため、老婆は噴火で一面灰に覆われた畑から誰にも見咎められず大根を引き抜いた!? 「大根奇聞」などを全3編を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「最後のディナー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 犬坊美里と共に歩む横浜散策的な短篇三作。1話目は近況報告。2話目は民話をモチーフにした謎解き。3話目が表題作で人情話かと思いきや事件発生。御手洗は姿を現さず、どこかのラジオ相談室みたいにファックスで相 犬坊美里と共に歩む横浜散策的な短篇三作。1話目は近況報告。2話目は民話をモチーフにした謎解き。3話目が表題作で人情話かと思いきや事件発生。御手洗は姿を現さず、どこかのラジオ相談室みたいにファックスで相談内容を送ると電話で回答が返ってくるという展開。まさかこの後の長編もこのパターンじゃないよね。かれこれ15年以上前の作品。ポケベルを通り過ぎ、携帯、インターネットの時代に突入。アリバイトリックなどを使いずらい現代で御手洗がどのような事件と接するか今後が見もの。 …続きを読む
    がたやぴん
    2016年09月19日
    84人がナイス!しています
  • 御手洗シリーズらしい大掛かりな謎やトリックを期待していたら肩透かしをくらうかも。表題作は石岡さんが英会話教室に通う日常描写が面白く、その教室で知り合う老人も魅力的だった。何より話のまとめかたがとても綺 御手洗シリーズらしい大掛かりな謎やトリックを期待していたら肩透かしをくらうかも。表題作は石岡さんが英会話教室に通う日常描写が面白く、その教室で知り合う老人も魅力的だった。何より話のまとめかたがとても綺麗だった。 …続きを読む
    ヒロユキ
    2012年11月04日
    46人がナイス!しています
  • なんと13年間も未読のまま本棚で眠っていた。龍臥亭も異邦の騎士も遠い記憶の彼方でそっち再読しとけばよかったな。ミステリ要素はあんまりないけど、島田さんのこういう人情話は好きだ。そして相変わらず石岡くんの なんと13年間も未読のまま本棚で眠っていた。龍臥亭も異邦の騎士も遠い記憶の彼方でそっち再読しとけばよかったな。ミステリ要素はあんまりないけど、島田さんのこういう人情話は好きだ。そして相変わらず石岡くんの描き方が自虐的で酷かった。それさえ無けりゃなあ.... …続きを読む
    まじゅ
    2015年08月18日
    38人がナイス!しています

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