フォア・フォーズの素数

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年08月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048733434

フォア・フォーズの素数

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年08月02日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
360
ISBN:
9784048733434

『閉じ箱』から八年、待望の短編集刊行!

ミステリからホラー、ファンタジーまで。多彩かつ濃厚な竹本健治ワールドを凝縮した一冊! ミステリからホラー、ファンタジーまで。多彩かつ濃厚な竹本健治ワールドを凝縮した一冊!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「フォア・フォーズの素数」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館本。もともとこの本の存在を知ったのは米澤穂信先生の「米澤屋書店」で紹介されていたので、表題作だけで独立した作品だと思っていたのですが、実際はジャンルごった煮の短編集でした。土台となっているのはお 図書館本。もともとこの本の存在を知ったのは米澤穂信先生の「米澤屋書店」で紹介されていたので、表題作だけで独立した作品だと思っていたのですが、実際はジャンルごった煮の短編集でした。土台となっているのはおそらくハードsfで、物理学やらの理系の人が書いたものという感じで若干アレルギーを起こしていましたが、そこに江戸川乱歩的な狂気が加わることでなんとも不思議な感触があります。その狂気も、猟奇的というよりは探究心から来るような…全編独特な余韻があります。不思議な体験でした。 …続きを読む
    読書好きのハシビロコウ
    2023年03月19日
    13人がナイス!しています
  • 12編の短編集。SFだったりミステリだったりバイオレンスだったり、様々なエッセンスの散りばめられた作品です。引き出しの多い作家さんなのだろうか。正直ぴんとこない作品もあったのだけれど、1編1編が短いので 12編の短編集。SFだったりミステリだったりバイオレンスだったり、様々なエッセンスの散りばめられた作品です。引き出しの多い作家さんなのだろうか。正直ぴんとこない作品もあったのだけれど、1編1編が短いのでまぁよしとする。多様なんだけれど、まとまってるんだかまとまってないんだか、、、という微妙な読後感を抱きます。表題作と「メニエル氏病」「白の果ての扉」が良かったです。カレー怖い。 …続きを読む
    kai_sou@十五夜読書会
    2014年07月12日
    7人がナイス!しています
  • 奇才竹本の短編集。特に面白かったのは次の3編。「フォア・フォーズの素数」は地味だけれどフォア・フォーズゲームの過程が大変スリリング。ラストはかっこいい。「メニエル氏病」はすばらしきアンチミステリ。芸者 奇才竹本の短編集。特に面白かったのは次の3編。「フォア・フォーズの素数」は地味だけれどフォア・フォーズゲームの過程が大変スリリング。ラストはかっこいい。「メニエル氏病」はすばらしきアンチミステリ。芸者と宇宙旅行はシュール。「空白のかたち」は前向性健忘という題材をうまく料理している。 …続きを読む
    放言者
    2009年11月22日
    4人がナイス!しています

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