- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2002年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 258
- ISBN:
- 9784043574070
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2002年01月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 258
- ISBN:
- 9784043574070
平安時代の純文学、あの難解な蜻蛉日記が分かる! 感情移入してしまう!
美貌と歌才に恵まれ、藤原兼家という出世街道まっしぐらな権門の夫をもちながら、蜻蛉のようにはかない自らの身の上を嘆く道綱母の21年間の日記。上巻の15年を中心に、中・下巻と鋭く人生を見つめ、夫の愛情に絶望していく心理を繊細に描く。現代語訳を前面に出し、難解な日記がしっかり理解できるよう構成。千有余年の時を超えて真摯に生きた一女性の真情が伝わってくる。現代語訳・原文ともにふりがな付きで朗読にも最適。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
上巻
中巻
下巻
解説
一 『蜻蛉日記』について
二 堀辰雄『かげろふの日記』『ほととぎす』
三 室生犀星『かげろふの日記遺文』
四 参考図書
付録
蜻蛉日記年表
登場人物系図
コラム
「上陽白髪人」
催馬楽「夏引き」
神楽歌「ささなみ」
中巻
下巻
解説
一 『蜻蛉日記』について
二 堀辰雄『かげろふの日記』『ほととぎす』
三 室生犀星『かげろふの日記遺文』
四 参考図書
付録
蜻蛉日記年表
登場人物系図
コラム
「上陽白髪人」
催馬楽「夏引き」
神楽歌「ささなみ」
「蜻蛉日記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典」感想・レビュー
-
道綱母21年間の愛の日記。当初は高飛車だが、通い婚後は一転して気になり出すのが面白い。兼家が町の小路の女の家に出入りすると、凄まじい嫉妬の嵐だ。その女が産んだ子が亡くなると、喜んでいるのが引く。絶頂期は …続きを読む2024年05月16日95人がナイス!しています
-
勉強用に読む。男の身勝手、女の身勝手、子の嘆き。あまりいつの世も変わらない。2016年02月29日47人がナイス!しています
-
昨年末、親戚の結婚式があって、とんぼ返りで一時帰国しました。家族一家で式に参加したのですが、家を出る際、還暦をとうに過ぎた母が両手にネックレスを持って「どっちが良いと思う?」と私に聞いてきました。私は …続きを読む2019年01月05日21人がナイス!しています