平家 上巻

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2002年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784048733588

平家 上巻

  • 著者 池宮 彰一郎
  • 装丁 渡辺 和雄
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2002年11月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
400
ISBN:
9784048733588

官僚政治の藤原氏と地方利権の源氏に対抗し、新たな国家像を模索する平清盛

後白河院政と結び、藤原官僚制の停滞を打破した新興武家勢力・平清盛。厳島神社、南宋貿易など、宗教、経済の改革に踏み込む清盛と、日本史上初めて政治と謀略を芸術と考えた法皇の権力をめぐる熾烈な駆け引き。 後白河院政と結び、藤原官僚制の停滞を打破した新興武家勢力・平清盛。厳島神社、南宋貿易など、宗教、経済の改革に踏み込む清盛と、日本史上初めて政治と謀略を芸術と考えた法皇の権力をめぐる熾烈な駆け引き。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「平家 上巻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 平清盛を主人公に、保元の乱から清盛の太政大臣就任までを描く。時代柄、人間関係などが複雑なのはわかるが説明でちょっとテンポが悪くなるかなあという感覚。また旧体制に依存しようとする藤原氏官僚を打破し、改革 平清盛を主人公に、保元の乱から清盛の太政大臣就任までを描く。時代柄、人間関係などが複雑なのはわかるが説明でちょっとテンポが悪くなるかなあという感覚。また旧体制に依存しようとする藤原氏官僚を打破し、改革をしなければならないということをやけに強調していると思ったが、この本が書かれた時期が反映されているのかなとも思いました。 …続きを読む
    ほうすう
    2022年10月20日
    12人がナイス!しています
  • 国家を思う清盛VS私腹を肥やすことだけの後白河の駆け引きが面白かった。あんまり宵イメージが無い清盛だけど、この本を読んで改めて、清盛の業績とか、思想に触れたような気がする。今まで読んできた、平家から源氏 国家を思う清盛VS私腹を肥やすことだけの後白河の駆け引きが面白かった。あんまり宵イメージが無い清盛だけど、この本を読んで改めて、清盛の業績とか、思想に触れたような気がする。今まで読んできた、平家から源氏の時代の小説は断片的で、分かりにくかったし謎が多かったが、色々つながりそうな一冊。 …続きを読む
    紅花
    2014年11月05日
    10人がナイス!しています
  • 以前挫折した小説であるが、今回は1年ぶりの読書再開のきっかけとなった。やはり歴史ものは面白い。読書途中であるが、丁度NHKBSで大河ドラマ「太平記」を再放送しており、そちらが面白すぎてこちらが霞むぐらいであ 以前挫折した小説であるが、今回は1年ぶりの読書再開のきっかけとなった。やはり歴史ものは面白い。読書途中であるが、丁度NHKBSで大河ドラマ「太平記」を再放送しており、そちらが面白すぎてこちらが霞むぐらいである。しかし、本題に戻すと清盛は専横一色の人物ではなく、のちの鎌倉の視点から悪者にされたというのは大変納得がいく。池の禅尼の縁で頼盛がその後も生き永らえる事が出来たのは今まで知らない事であった。宗盛の出処進退によっては違っていたのかもしれない。吉川本とは違った面白さがあった。 …続きを読む
    あんPAPA
    1970年01月01日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品