- 著者 三浦 しをん
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年05月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784048732888
月魚
- 著者 三浦 しをん
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2001年05月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 240
- ISBN:
- 9784048732888
古書店『無窮堂』の店主・本田真志喜と幼馴染で「せどり屋」の瀬名垣太一。田舎町の旧家に買い付けに行った先で出会った人物は、二人の「罪」を呼び起こした。新進気鋭の女性作家が描く「罪」と「再生」の書き下ろし
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「月魚」感想・レビュー
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水面にまるく、月が浮かぶ。紅く長く尾を引いて、金魚が揺れる。たまゆら近づいた二つを二つとも手に入れたくて、そっと手を差し入れる。掌で掬った月と魚は果して同じ世界に生きてると言えるのだろうか。手を差し入 …続きを読む2013年12月29日99人がナイス!しています
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読破。読メで読まれている方が多い作品だったので…。最初のウチは、なんとなく、かつての文豪を彷彿とさせる、斜陽的耽美的「腐女子」的小説なのかと、恐れおののきつつ頁をめくっていましたが──実に、斜陽的耽美的 …続きを読む2012年01月13日90人がナイス!しています
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静謐な雰囲気の作品でした。古本屋の店主の青年と、その友人との目線で物語が進んでいきました。古本を扱っているせいか、何処かか和な空気が漂っていました。2012年10月19日85人がナイス!しています