グランド・ミステリー(上)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2001年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784043578016
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グランド・ミステリー(上)

  • 著者 奥泉 光
  • デザイン 高橋 雅之
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2001年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
496
ISBN:
9784043578016
真珠湾攻撃のただ中で起きた海軍大尉の怪死。その謎に端を発する空前絶後の一代ミステリ・ロマン。小説のあらゆる可能性と魅力を極限まで追求した世紀の大作。 真珠湾攻撃のただ中で起きた海軍大尉の怪死。その謎に端を発する空前絶後の一代ミステリ・ロマン。小説のあらゆる可能性と魅力を極限まで追求した世紀の大作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「グランド・ミステリー(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昭和16年12月8日の真珠湾攻撃。参戦した加多瀬大尉と顔振整備兵曹長の2つの目線で語られる。上巻では主に加多瀬とその妹・範子がメイン。戦友の謎の死を追いつつ、その妻に恋焦がれる加多瀬。行き着く先は、何とも怪 昭和16年12月8日の真珠湾攻撃。参戦した加多瀬大尉と顔振整備兵曹長の2つの目線で語られる。上巻では主に加多瀬とその妹・範子がメイン。戦友の謎の死を追いつつ、その妻に恋焦がれる加多瀬。行き着く先は、何とも怪しい国際問題研究所。宗教・超能力・戦争と、恋愛が絡んだお話。既に下巻を読んでますが、混乱さが増しています。 …続きを読む
    てふてふこ
    2014年04月11日
    12人がナイス!しています
  • 戦後70年を意識して読んでるわけではないのだが、読み出すまで第二次大戦を扱ってるのを忘れてた。第一部の戦記小説パートもいいが、二部からはしっとりした昭和文学の香りと奥泉の(漱石的な?)ノリノリが重なっ 戦後70年を意識して読んでるわけではないのだが、読み出すまで第二次大戦を扱ってるのを忘れてた。第一部の戦記小説パートもいいが、二部からはしっとりした昭和文学の香りと奥泉の(漱石的な?)ノリノリが重なって、無類に面白い。特に饒舌な阿呆とその人物への辛辣な眼差しは実に小気味よい。ヒロインの範子を結婚問題と名前の連想から、勝手に原節子でイメージして応援している。そして、突然マジカルな前振りで下巻に。 …続きを読む
    ネムル
    2015年08月13日
    10人がナイス!しています
  • 昔、こっちの文庫で読んだなぁ、いまだに日本の小説ならこれが一番好きだ。本当に傑作。今は新しく上下がセットになったバージョンがあるのでそちらをどうぞ。 昔、こっちの文庫で読んだなぁ、いまだに日本の小説ならこれが一番好きだ。本当に傑作。今は新しく上下がセットになったバージョンがあるのでそちらをどうぞ。
    月世界旅行したい
    2014年06月10日
    6人がナイス!しています

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