• 産経新聞大阪本社版に、｢波のまにまに｣というタイトルで毎週連載中のエッセイを、19回分まとめたもの。阪神大震災に関する回なども、リアルで、時局に特に関係する章のみ、新聞掲載日も明記してある。｢亡き師なつか 産経新聞大阪本社版に、｢波のまにまに｣というタイトルで毎週連載中のエッセイを、19回分まとめたもの。阪神大震災に関する回なども、リアルで、時局に特に関係する章のみ、新聞掲載日も明記してある。｢亡き師なつかし｣で師の川上三太郎の言葉が良い。｢俳句だ川柳だとやかましいやい。どれが俳句かは俳句のほうで決めてもらおう。残りは全部川柳がいただく｣当時すでに短詩無性論、柳俳無差別論が出て、｢現代｣という冠のもとに、両者急接近し、それに抗する人々が侃侃諤諤やっていた中で、新子さんにとって胸のすく科白であったとの事。 …続きを読む
  ゆか

  2022年10月03日
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• 辛口のエッセイが痛快でした。タイトルもイイ。『世の中に人の来るこそうるさけれ とは云うもののお前ではなし　世の中に人が来るこそうれしけれ　とは云うもののお前ではなし』といった感じでしょうか。私の好きな 辛口のエッセイが痛快でした。タイトルもイイ。『世の中に人の来るこそうるさけれ とは云うもののお前ではなし　世の中に人が来るこそうれしけれ　とは云うもののお前ではなし』といった感じでしょうか。私の好きな歌です。作中の『センスが良いものを見つけるのは得意だが自分にセンスはない』と同じように、この本のよさを表現する言葉が上手く見つからないのがもどかしいです。猫舌の苦労に共感。そうなんですよね、冷たいものも食べられないんですよ。 …続きを読む
  土方one太丹

  2015年05月13日
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• 川柳家の時実さんが、こんなに面白く鋭い文章を書くとは！田辺聖子さんにも通じるような関西テイストの気持ちの良い文章を堪能。新聞連載をまとめた本で、一記事に一川柳ついている点も嬉しい。 川柳家の時実さんが、こんなに面白く鋭い文章を書くとは！田辺聖子さんにも通じるような関西テイストの気持ちの良い文章を堪能。新聞連載をまとめた本で、一記事に一川柳ついている点も嬉しい。
  駄々猫

  2010年04月16日
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