雨あがる 山本周五郎短編傑作選

雨あがる 山本周五郎短編傑作選

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年08月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048731812

雨あがる 山本周五郎短編傑作選

  • 著者 山本 周五郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年08月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048731812

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「雨あがる 山本周五郎短編傑作選」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題作が映画化されたタイミングで編まれたと思しき、黒澤明が脚本化した山本周五郎作品集。他に『椿三十郎』の元になった「日日平安」、『海は見ていた』(未見)の原作「つゆのひぬま」「なんの花か薫る」を合計4 表題作が映画化されたタイミングで編まれたと思しき、黒澤明が脚本化した山本周五郎作品集。他に『椿三十郎』の元になった「日日平安」、『海は見ていた』(未見)の原作「つゆのひぬま」「なんの花か薫る」を合計4編収録。「雨あがる」は映画、日下武司による朗読CD、の順で触れ、既読も同然と思っていたが、改めて文字で読んで、思わず泣けてくる良作。改めて映画の膨らませ具合にも感心。「日日平安」も三十郎のキャラクターに内容を引き寄せた、アダプテーションの見事さに今更ながら唸る。「なんの…」の結末に結構衝撃を受けた。 …続きを読む
    詩 音像(utaotozo)
    2014年09月06日
    11人がナイス!しています
  • 短編集。「なんの花か薫る」を読みたくて。どの作品もハッピーエンドというわけではないけれど人情というものをしみじみと感じることができる。 短編集。「なんの花か薫る」を読みたくて。どの作品もハッピーエンドというわけではないけれど人情というものをしみじみと感じることができる。
    えー
    2013年02月12日
    9人がナイス!しています
  • どの作品もすばらしかった。傑作選の名にふさわしい。つゆのひぬま、のおひろの気風にも惚れたし、おたよの夫を支え続ける健気さにも頭が下がる。貧しきものは幸いである、ということなのかもしれない。 どの作品もすばらしかった。傑作選の名にふさわしい。つゆのひぬま、のおひろの気風にも惚れたし、おたよの夫を支え続ける健気さにも頭が下がる。貧しきものは幸いである、ということなのかもしれない。
    がぁ
    2015年06月17日
    7人がナイス!しています

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