罪深い姫のおとぎ話

罪深い姫のおとぎ話

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年05月30日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784048729512

罪深い姫のおとぎ話

  • 著者 松本 侑子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年05月30日
判型:
四六判
ページ数:
224
ISBN:
9784048729512

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「罪深い姫のおとぎ話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • おとぎ話なのか解説なのかはっきりしていなくて内容も少しぬるい気がしました。期待していたものと少し違ったのが残念。ただあとがきは興味深く、おとぎ話を書かれた時代の背景に合わせて読み解いていくのは必要だと おとぎ話なのか解説なのかはっきりしていなくて内容も少しぬるい気がしました。期待していたものと少し違ったのが残念。ただあとがきは興味深く、おとぎ話を書かれた時代の背景に合わせて読み解いていくのは必要だとも思うし、おもしろそうだと思いました。大人だからこそ知っておくべき見方を変えたおとぎ話。 …続きを読む
    my
    2014年11月19日
    11人がナイス!しています
  • 「教訓」が余計な感じがして、胸がザワザワしていたんだけど、あとがきを読んだら納得。わざとでした。お姫様だって人間だから、色々するよ。綺麗なだけじゃない。この本を読んだら久しぶりに「強く儚い者たち」が聞 「教訓」が余計な感じがして、胸がザワザワしていたんだけど、あとがきを読んだら納得。わざとでした。お姫様だって人間だから、色々するよ。綺麗なだけじゃない。この本を読んだら久しぶりに「強く儚い者たち」が聞きたくなった。 …続きを読む
    猪子
    2022年10月29日
    6人がナイス!しています
  • 興味深く読んだ。甘くやさしくコーティングされて子供たちに提供されているグリムやアンデルセンの童話が実はかなり残虐で差別に満ちていることを知った。しかしそれはその作家が生きた時代や土地の背景に基づくもの 興味深く読んだ。甘くやさしくコーティングされて子供たちに提供されているグリムやアンデルセンの童話が実はかなり残虐で差別に満ちていることを知った。しかしそれはその作家が生きた時代や土地の背景に基づくものであり、徒にそのギャップを取り出して騒ぐものではないことも同時に分かった。日本の昔話にも残酷な場面は多く存在する。残酷さはある程度必要だということは以前に聞いたことがある。しかし女性差別(シンデレラ、眠り姫、人魚姫、マッチ売り、青髭)、身障者差別(白雪姫の小人)、人種差別はやはり子供の心に入りこませたくない。 …続きを読む
    morimama
    2013年06月07日
    3人がナイス!しています

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