文房四宝 筆の話

文房四宝 筆の話

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年06月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784047032941
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文房四宝 筆の話

  • 著者 榊 莫山
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年06月04日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
208
ISBN:
9784047032941
素材の異なるさまざまな筆を、それを用いた書とともに紹介。扱い方で変化する表情を味わいながら、選び方、紙に向かう時の構え、使用後の手入れと保存など、筆とのつきあい方も丁寧に説く。カラー口絵付。 素材の異なるさまざまな筆を、それを用いた書とともに紹介。扱い方で変化する表情を味わいながら、選び方、紙に向かう時の構え、使用後の手入れと保存など、筆とのつきあい方も丁寧に説く。カラー口絵付。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「文房四宝 筆の話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 筆、と一口に言っても、材料から作り方、大きさや太さまで千差万別らしい。毛だけでも、ウサギ、羊、馬、鹿、豚、鼬、猿、鼠の鬚…果ては胎児の髪の毛、自分の髪の毛。草、竹、木。中国の文化大革命の話がここにも出 筆、と一口に言っても、材料から作り方、大きさや太さまで千差万別らしい。毛だけでも、ウサギ、羊、馬、鹿、豚、鼬、猿、鼠の鬚…果ては胎児の髪の毛、自分の髪の毛。草、竹、木。中国の文化大革命の話がここにも出てきた。技術が一旦途絶えそうになるのを決死の想いで継いだ人がいたのだ。日本から持ち込んだ筆を中国の筆工場で見せたとき、熟練の職人が「こんなのはめったにできない」と言って、そっと手に取った話は、何とも言えない気持ちになりました。そして、やはり道具は可愛がってこそ。莫山先生が道具にかける言葉の優しいことときたら。 …続きを読む
    りー
    2020年03月21日
    12人がナイス!しています
  • 筆に関する本で一番わかりやすい本だと思います。空海の話しとか、目から鱗です。それにしても、自分より若い方々はもうバクザン先生を知らないようで、ちょっと寂しいです。 筆に関する本で一番わかりやすい本だと思います。空海の話しとか、目から鱗です。それにしても、自分より若い方々はもうバクザン先生を知らないようで、ちょっと寂しいです。
    かざ
    2012年04月18日
    0人がナイス!しています

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