日本人の死生観

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1994年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047032507
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日本人の死生観

  • 著者 五来 重
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1994年06月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
280
ISBN:
9784047032507

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「日本人の死生観」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 土俗的な宗教意識はその国の風土や気候などに左右されます。 山が多く温暖湿潤の国柄の元、多神教的自然信仰と死後の世界観が形づくられてきました。その後、仏教や道教、神仙思想などと習合しながら、今日の神へ 土俗的な宗教意識はその国の風土や気候などに左右されます。 山が多く温暖湿潤の国柄の元、多神教的自然信仰と死後の世界観が形づくられてきました。その後、仏教や道教、神仙思想などと習合しながら、今日の神への信仰(司馬遼太郎氏によると国家神道は「鬼胎」)があるように思います。著者は靖国アレルギーは両者の混同によるものとし、素朴な祖霊崇拝と鎮魂の心のやり場がないことはおかしいと述べています。 国家による統制とは違う形の自ら湧き出でる宗教観(死生観)を振り返ってみることが必要ではないかと思います。 …続きを読む
    獺祭魚の食客@鯨鯢
    2019年02月19日
    26人がナイス!しています
  • 両墓制とその背景が日本人独特の死生観に基づき、前方後円墳にまでつながる。わかりやすい。 モガリ、死が汚れであるとの考えがどこから来たのか、つきとめたい。弥生時代からか、縄文時代からか。。 両墓制とその背景が日本人独特の死生観に基づき、前方後円墳にまでつながる。わかりやすい。 モガリ、死が汚れであるとの考えがどこから来たのか、つきとめたい。弥生時代からか、縄文時代からか。。
    Junko Yamamoto
    2019年01月15日
    0人がナイス!しています

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