よみがえる九州王朝 幻の筑紫舞

よみがえる九州王朝 幻の筑紫舞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1983年06月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047030404
label

よみがえる九州王朝 幻の筑紫舞

  • 著者 古田 武彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1983年06月08日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784047030404

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「よみがえる九州王朝 幻の筑紫舞」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古田氏のネーミングは実に巧みである。しかし、その中身はどうか?第一章を「さらば「邪馬台国」よ」と書き出しているが、南宋刊本より前に「邪馬壹」と表記する史書は皆無で、全てが「臺」或いは「嘉」である。第二 古田氏のネーミングは実に巧みである。しかし、その中身はどうか?第一章を「さらば「邪馬台国」よ」と書き出しているが、南宋刊本より前に「邪馬壹」と表記する史書は皆無で、全てが「臺」或いは「嘉」である。第二章の「短里論争」では、「赤壁の二里」を相変わらず唱えているが、これは裴注「江表伝」に見える記載で、「江表伝」中に、建業~ 武昌間を二千里とする明らかな長里の記述がある。短里説は不可。幾ら細部を飾ったところで裴世清の訪れた地が畿内ヤマトである以上、九州王朝説など成り立たない。『通典』では「倭一名日本」とある。 …続きを読む
    hyena_no_papa
    1970年01月01日
    2人がナイス!しています
  • 1983年6月20日初版発行(1990年5月20日四版)。図書館よりレンタル。本書には、「魏志倭人伝」が里の長短問題、王仲殊論考における「邪馬台国=畿内説」批判、須玖岡本D地点出土とされる夔鳳鏡の問題、倭の五王の 1983年6月20日初版発行(1990年5月20日四版)。図書館よりレンタル。本書には、「魏志倭人伝」が里の長短問題、王仲殊論考における「邪馬台国=畿内説」批判、須玖岡本D地点出土とされる夔鳳鏡の問題、倭の五王の史料批判、倭の五王などの署名の問題、筑紫風土記の存在に対する見解、筑紫舞をめぐる考察、が記載されている。2019年現在の視点から見ても、まだまだ未解決な問題が古代国家成立以前に横たわっていることが分かる。どの学問でも問題提起に対して、無視はいけない。もちろんとんでももあるが、検討の余地はある。 …続きを読む
    遊動する旧石器人
    2019年01月25日
    0人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品