法然を読む 『選択本願念仏集』

法然を読む 『選択本願念仏集』

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
207
ISBN:
9784047021051
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法然を読む 『選択本願念仏集』

  • 著者 阿満 利麿
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年03月19日
判型:
A5判
商品形態:
単行本
ページ数:
207
ISBN:
9784047021051
法然が膨大な行の体系の中から選び取った「南無阿弥陀仏」の一行は、不条理や不安が生み出す絶望から人々を自由にする唯一の言葉だった。主著『選択本願念仏集』をテキストとして、その信念と意義を読み解く。 法然が膨大な行の体系の中から選び取った「南無阿弥陀仏」の一行は、不条理や不安が生み出す絶望から人々を自由にする唯一の言葉だった。主著『選択本願念仏集』をテキストとして、その信念と意義を読み解く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「法然を読む 『選択本願念仏集』」感想・レビュー
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  • 人は煩悩を持つ。ゆえに、従来の仏教では煩悩を取り去るためにあれやこれやと努力をするのである。しかし、法然の説くところによれば凡夫から煩悩を取り去ることは困難である。だから、ひたすらに南無阿弥陀仏と唱え 人は煩悩を持つ。ゆえに、従来の仏教では煩悩を取り去るためにあれやこれやと努力をするのである。しかし、法然の説くところによれば凡夫から煩悩を取り去ることは困難である。だから、ひたすらに南無阿弥陀仏と唱えることで仏となるのである。浄土宗はまさに凡夫のための救済宗教である。/本書で引用されていた清沢満之の「信仰は主観的事実である」という言葉はなるほどである。神仏が存在するから信仰するのではない、信仰するから神仏が存在するのである。法然の言うところの「往生は、一定と思へば一定、不定と思えば不定なり」 …続きを読む
    ハルバルミチル
    2016年11月12日
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