水妖記

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1993年04月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044340025
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水妖記

  • 著者 岸田 理生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1993年04月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784044340025

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「水妖記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 演劇実験室天井桟敷の劇作家出身の岸田理生さんの第二小説集。単行本は 光風社出版から1987年に刊行。 前作では、伝奇小説と、SFの短編集でしたが、今作では、やや怪奇幻想風の、男女の愛慾をメインに据えた作品集 演劇実験室天井桟敷の劇作家出身の岸田理生さんの第二小説集。単行本は 光風社出版から1987年に刊行。 前作では、伝奇小説と、SFの短編集でしたが、今作では、やや怪奇幻想風の、男女の愛慾をメインに据えた作品集になっています。 怪奇幻想風味があるので、角川ホラー文庫から再刊行されているのだとは思いますが、ホラー小説を期待して読んだ人は、だいぶ肩透かしだと思います。 自分の場合は、天井桟敷とホラーが、どんな化学反応を起こしているかの興味で読み始め、あまり興味を覚えることなく読み終わりました。 …続きを読む
    キー
    2021年11月26日
    7人がナイス!しています
  • 登場人物が思う言葉や胸裡で呟く言葉がもれなく「」で表現されてるのがなんとなく演劇的。って思ったら岸田理生って岸田國士戯曲賞を取ってたらしい。…読んでない。がこの読後感では読まなくていいかw どの話も妖し 登場人物が思う言葉や胸裡で呟く言葉がもれなく「」で表現されてるのがなんとなく演劇的。って思ったら岸田理生って岸田國士戯曲賞を取ってたらしい。…読んでない。がこの読後感では読まなくていいかw どの話も妖しいだけでホラーとは言いがたいし(たまに入る挿し絵は直接的に妖しくて○)、官能描写はあれどあんまりエロくもない。妖気に満ちたエロスみたいなものだけは感じられるが全体的に中途半端な印象の作品集。 …続きを読む
    ふう
    2018年03月14日
    7人がナイス!しています
  • 角川ホラー文庫の刊行初期の頃に出版された一冊。一言で表現するならエログロ…。(笑)一編一遍に紡がれた内容の濃密(“蜜”かも)さや衝撃は今でも忘れられないくらいで、思い出すと身体が熱くなる。 男女の業の深さ、人 角川ホラー文庫の刊行初期の頃に出版された一冊。一言で表現するならエログロ…。(笑)一編一遍に紡がれた内容の濃密(“蜜”かも)さや衝撃は今でも忘れられないくらいで、思い出すと身体が熱くなる。 男女の業の深さ、人を愛する上で覚悟しなければならない地獄の断片をここから学んだように思う。 今改めて読み直したい。 …続きを読む
    高宮朱雀
    1970年01月01日
    3人がナイス!しています

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