子どもの隣り

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
ページ数:
198
ISBN:
9784043520077
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子どもの隣り

  • 著者 灰谷 健次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
ページ数:
198
ISBN:
9784043520077

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「子どもの隣り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 優しい人になりたいと私は一度も思ったことがない。『優しい人ですね』と思われたいとか、好かれたい、嫌われたくないなど一度も思ったことがない。でもいつも心の中に自分なりの優しさは持っていようと決めている! 優しい人になりたいと私は一度も思ったことがない。『優しい人ですね』と思われたいとか、好かれたい、嫌われたくないなど一度も思ったことがない。でもいつも心の中に自分なりの優しさは持っていようと決めている!そうすれば厳しい言葉を発してもきっと相手に気持ちが届くと思うから!連続しての灰谷作品。子供達の傷つきやすい繊細な心を描写した短編4編。純粋で真っ直ぐな子供達の姿が私に容赦なく突き刺さります!解説は江國香織さん。この方の作品に今まで全く興味沸かなかったけど本書の解説文は好き。江國作品何か読んでみようかな‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2019年08月29日
    269人がナイス!しています
  • 現代に生きる子どもたちの不安や孤独をしなやかな筆致で描いた4編。冒頭で大人びた像を提示し、言動の機微を丹念に辿ることでアンビヴァレントな心境を表出させるストーリーテリングはミステリーのような求心力。特 現代に生きる子どもたちの不安や孤独をしなやかな筆致で描いた4編。冒頭で大人びた像を提示し、言動の機微を丹念に辿ることでアンビヴァレントな心境を表出させるストーリーテリングはミステリーのような求心力。特に『日曜日の反逆』の構成は見事で、終盤の断片的な情報開示が作品が大人の物語でもあることを明確化している。『燕の駅』と『友』は成長物語として近似したモチーフが見られるが、後者の人物描写の巧さは著者の面目躍如。表題作は親子双方の視点で構築することで、子どもたちの天真爛漫でナイーヴな世界を生き生きと描き出している。 …続きを読む
    のっち♬
    2023年09月30日
    123人がナイス!しています
  • 古本屋で見つけた一冊。 ときどき読メでも見る著者さんだったので気になっていたが、なかなか良かった。鋭めに心に刺さるながらも重くない。いい感じの短編が多かった。 印象にのこる「日曜日の反逆」。タイトルが 古本屋で見つけた一冊。 ときどき読メでも見る著者さんだったので気になっていたが、なかなか良かった。鋭めに心に刺さるながらも重くない。いい感じの短編が多かった。 印象にのこる「日曜日の反逆」。タイトルが本当にいいが、内容はさらにいい。ムリなものは生理的にムリで、でもなんともいかないながらもなんとかして生きている。そんな二人が偶然に出会ったのはすごくいい。いくつもの命を生きるって表現はなにか心に残った。 「孤独なやつほど演技をしてみせるのかも知れないと男は思った」 …続きを読む
    akira
    2016年05月11日
    26人がナイス!しています

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