十五才

十五才

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
225
ISBN:
9784043460021
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十五才

  • 著者 山田 洋次
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
225
ISBN:
9784043460021

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「十五才」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 学園祭イベントでの先生お薦め本の一冊。15才は考える子どもほど厳しい年頃なのだろう。学校に行く意味を見つけられず不登校の大介。いい子って何?学校へ行って明るくて元気ならばいい子なの?葛藤の中、屋久島の縄 学園祭イベントでの先生お薦め本の一冊。15才は考える子どもほど厳しい年頃なのだろう。学校に行く意味を見つけられず不登校の大介。いい子って何?学校へ行って明るくて元気ならばいい子なの?葛藤の中、屋久島の縄文杉を見に行く決心をする。ヒッチハイクを重ねたどり着いたのは圧倒される自然の中に立つ縄文杉。人が入れる程大きな株。道に迷い谷に落ちた大介を老人が拾ってくれる。独り暮らしの侘しさタダヨウ住まいで泥を落とし、スナックでカラオケに興じ、洗濯と掃除をしながら大介は自分が変わっていくのを感じとる。良い本でした。 …続きを読む
    chimako
    2016年11月07日
    78人がナイス!しています
  •  夜間中学校、高等養護学校、職業訓練校と多様な学校を舞台にしてきた山田洋次監督の映画『学校』シリーズはどれも素晴らしいが、シリーズの最後となる本作では、不登校の中学3年生の大介が主人公となり、「学校」  夜間中学校、高等養護学校、職業訓練校と多様な学校を舞台にしてきた山田洋次監督の映画『学校』シリーズはどれも素晴らしいが、シリーズの最後となる本作では、不登校の中学3年生の大介が主人公となり、「学校」という場は現れない。大介は屋久島の縄文杉を観に行くために、家出をし、ヒッチハイクの旅をする。その中で出会うすべてのものが、彼にとって「学校」だったのかもしれない。時に美しく、時に峻厳に屹立する屋久島の大自然もそうであるし、様々な人たちとの一期一会のめぐり逢いもそうである。⇒ …続きを読む
    あきあかね
    2023年11月13日
    16人がナイス!しています
  • 17歳、学校に行けなくなった時に母が映画のチケットをくれて、新宿ピカデリーに一人で観に行き、涙を流しながら観たあの日を懐かしみつつ読了。あの映画良かったなぁ。今観ても同じように感じるんだろうか。やはり映 17歳、学校に行けなくなった時に母が映画のチケットをくれて、新宿ピカデリーに一人で観に行き、涙を流しながら観たあの日を懐かしみつつ読了。あの映画良かったなぁ。今観ても同じように感じるんだろうか。やはり映画向きに書かれたものだからか、映画のインパクトが大きかったからか、本の方が後感があっさりした印象。でも活字には活字の良さがあって、これはこれで良い作品だと思いました。 …続きを読む
    hana
    2015年01月15日
    3人がナイス!しています

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