新任警部補

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043451029
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新任警部補

  • 著者 佐竹 一彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043451029
時価5千万円の名刀「村正」が盗まれた。同じ頃、名家の夫婦が鋭利な刃物で惨殺される事件が発生する。県警捜査一課の松本警部補は事件解決に挑むが、事件は二転三転、驚くべき結末へと向かっていく。 時価5千万円の名刀「村正」が盗まれた。同じ頃、名家の夫婦が鋭利な刃物で惨殺される事件が発生する。県警捜査一課の松本警部補は事件解決に挑むが、事件は二転三転、驚くべき結末へと向かっていく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新任警部補」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • わけあって捜査一課に新しく配属となった松本と所轄の小林が組んで密室殺人事件の真相解明に奮闘する。捜査未経験で現場を全く知らない人物を中心に据えてというのは相当珍しいだろう。何より他の警察小説では見られ わけあって捜査一課に新しく配属となった松本と所轄の小林が組んで密室殺人事件の真相解明に奮闘する。捜査未経験で現場を全く知らない人物を中心に据えてというのは相当珍しいだろう。何より他の警察小説では見られない、あたふたとした感じはリアリティがあってよい。また刀の描写がことのほか細かく、非常に興味深い。他の刑事からは鬱陶しがられたであろう存在の松本が小林の助けを得ながらも、知恵を絞る様はなかなか読ませる。あまり後味はよくはないが、全体としてはまずまず。 …続きを読む
    しょう
    2022年04月29日
    48人がナイス!しています
  • 不動産業者の夫婦が自宅で殺される。犯行時、家は密室状態で雪が積もるほどの天候だったが、足跡はどこにもなく犯人は消え失せていた。その捜査本部に突然配属された県警捜査一課の松本警部補だが、彼は捜査経験ゼロ 不動産業者の夫婦が自宅で殺される。犯行時、家は密室状態で雪が積もるほどの天候だったが、足跡はどこにもなく犯人は消え失せていた。その捜査本部に突然配属された県警捜査一課の松本警部補だが、彼は捜査経験ゼロの刑事だった。元警視庁の警部補だった著者のデビュー作(『凶刃「村正」殺人事件』を改題)で、あっちで躓きこっちで恥をかきながら、次第に真相に迫っていく松本警部補の姿に好感(特に鬼刑事部長補佐官とのやりとりがよかった)。ミステリーとしても満足の作品でした。 …続きを読む
    タツ フカガワ
    2021年09月11日
    32人がナイス!しています
  • 現場経験のない新任警部補が初担当したのは、雪の密室殺人事件。悔しさも失敗もある地道な捜査が淡々とリアルで、本当の現場はこうなんだろうなと思わせ、一緒に地回りをしている気持ちになっていた。密室の完成に、 現場経験のない新任警部補が初担当したのは、雪の密室殺人事件。悔しさも失敗もある地道な捜査が淡々とリアルで、本当の現場はこうなんだろうなと思わせ、一緒に地回りをしている気持ちになっていた。密室の完成に、捜査体制が関わっている意外性には納得もできた。 …続きを読む
    那由多
    2022年11月12日
    20人がナイス!しています

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