私家版 青春デンデケデケデケ

私家版 青春デンデケデケデケ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年07月22日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784043446018
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私家版 青春デンデケデケデケ

  • 著者 芦原 すなお
  • 解説 楡井 亜木子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年07月22日
判型:
文庫判
ページ数:
480
ISBN:
9784043446018

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「私家版 青春デンデケデケデケ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 応募規定の為に削った内容を含めた同タイトルの私家版。直木賞を受賞した作品よりも、エピソードが増量されただけでなく、内容や細部の表現が変わっている所もあり、微妙に印象も変わってくる。特に、青春と書かれて 応募規定の為に削った内容を含めた同タイトルの私家版。直木賞を受賞した作品よりも、エピソードが増量されただけでなく、内容や細部の表現が変わっている所もあり、微妙に印象も変わってくる。特に、青春と書かれている割に高校生男子にありがちな内容が少なかった点や登場人物達のより複雑な人間関係も、バッチリ描かれており納得できる部分が多々。私は私家版の方が好き。 …続きを読む
    いちろく
    2019年07月09日
    37人がナイス!しています
  • とても音楽を、しかも懐かしい洋楽を無性に聴きたくなる本だった。1965年その当時の香川の高校生ちっくんとその仲間の、熱くてアホらしい、バンドに情熱を傾けた日々。いかにも男の子の赤裸々な青春という感じ。昔だ とても音楽を、しかも懐かしい洋楽を無性に聴きたくなる本だった。1965年その当時の香川の高校生ちっくんとその仲間の、熱くてアホらしい、バンドに情熱を傾けた日々。いかにも男の子の赤裸々な青春という感じ。昔だし田舎だし?素朴なもんですが(笑) かなり上の年代だし、なにしろ私は音楽は流行りものをちょこっと聞くぐらい。ベンチャーズの名前もしらなかったけれど、読みながらユーチューブで聞いて納得。良い時代♪デンデケデケデケはこれか〜聞いたことある(笑)長かったけれど、とても楽しかったです。ビートルズ聴こうっと。 …続きを読む
    紅葉
    2020年03月13日
    15人がナイス!しています
  • 1965年の香川県が舞台なので、出てくる音楽はほとんど解らなかった。ビートルズとベンチャーズの「パイプライン」は知ってたけど。青春ロックのユーモア小説。たまに脱線したりもしつつ。当時の音楽状況が伺えて、興 1965年の香川県が舞台なので、出てくる音楽はほとんど解らなかった。ビートルズとベンチャーズの「パイプライン」は知ってたけど。青春ロックのユーモア小説。たまに脱線したりもしつつ。当時の音楽状況が伺えて、興味深かった。主人公は高校生の竹良。ベンチャーズの「パイプライン」を聴いて、ロックに目覚める。仲間とバンドを結成し、練習を積み青春を謳歌する。周りのメンバーも個性的で良い。ベースのフジオ君は学年1の秀才で、実家がお寺。それでいて身体が弱い父に代わって僧侶をしている変わり種。文化祭での演奏シーン。これよこれ。 …続きを読む
    さんつきくん
    2022年01月03日
    14人がナイス!しています

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