ゆきの山荘の惨劇 -猫探偵正太郎登場-

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043428052
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ゆきの山荘の惨劇 -猫探偵正太郎登場-

  • 著者 柴田 よしき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784043428052
オレの名前は正太郎、猫である。同居人は作家の桜川ひとみ。オレたちは山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。でもなんだか様子がヘンだ。これは絶対何か起こるゾ……。 オレの名前は正太郎、猫である。同居人は作家の桜川ひとみ。オレたちは山奥の「柚木野山荘」で開かれる結婚式に招待された。でもなんだか様子がヘンだ。これは絶対何か起こるゾ……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ゆきの山荘の惨劇 -猫探偵正太郎登場-」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 猫探偵正太郎シリーズ第1弾。正太郎は、現在作家秋川ひとみの飼い猫である。ひとみと供に、友人の結婚式に出るために山奥の山荘に来たのだが、山荘は土砂崩れにより孤立してしまう。やがて連続殺人が起きる、という 猫探偵正太郎シリーズ第1弾。正太郎は、現在作家秋川ひとみの飼い猫である。ひとみと供に、友人の結婚式に出るために山奥の山荘に来たのだが、山荘は土砂崩れにより孤立してしまう。やがて連続殺人が起きる、というベタな設定なのだが、主人公の探偵がこの猫の正太郎と言うわけだ。猫の探偵とくれば、名作三毛猫ホームズが有名なのだが、この作品は決して二番煎じ等では無い。本作は正太郎を初めとする登場動物が全て、人間の会話を理解し動物同士話をするのだ。トリックも在るがライトでアバウト、猫目線の描写を楽しむミステリーと割り切ろう。 …続きを読む
    セウテス
    2016年10月05日
    100人がナイス!しています
  • 【図書館】視点は猫。事件はもちろん人間たちの間で起こる。複雑な人間関係も連続して起こる人の死も、そこから残された人間が抱く恐怖心も。猫からすれば深刻さはそれほどない。猫の価値観は全く別物で、それが物語 【図書館】視点は猫。事件はもちろん人間たちの間で起こる。複雑な人間関係も連続して起こる人の死も、そこから残された人間が抱く恐怖心も。猫からすれば深刻さはそれほどない。猫の価値観は全く別物で、それが物語をライトにしている。だからか、個人的には読了後もあまり残るものはなかった。でも重い話のあとに読むには適しているし、猫の間でも真相があったのは面白かった。猫にも犬にも人の知らない一面がある。それぞれが思うことがあって行動しているし、一緒に暮らしている人間にも愛情を持っていてくれるはず。のんびり読んでいきます。 …続きを読む
    Rin
    2017年02月14日
    72人がナイス!しています
  • 先日、猫は密室でジャンプ~をフライングして読んでしまったので、一作目の長編へ。なるほど、こっちを先に読んでいれば、主人公のダメだめっぷりに親父さんの名探偵っプリもしっかりわかった上でシリーズ短編を楽し 先日、猫は密室でジャンプ~をフライングして読んでしまったので、一作目の長編へ。なるほど、こっちを先に読んでいれば、主人公のダメだめっぷりに親父さんの名探偵っプリもしっかりわかった上でシリーズ短編を楽しめるんですね!ひたすらに親父さんとサスケと正太郎がすばらしい。同居人はほんとに活躍しなさすぎて(笑)正太郎にはマグロの缶詰あげてね。内容はせつないような、猫が大活躍のような、すらすら読めました。シリーズ先に進みます。 …続きを読む
    yanae
    2016年12月16日
    70人がナイス!しています

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