RIKO ‐女神の永遠‐

第15回 横溝正史ミステリ大賞 <大賞>

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1997年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784043428014
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第15回 横溝正史ミステリ大賞 <大賞>

RIKO ‐女神の永遠‐

  • 著者 柴田 よしき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1997年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784043428014
男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。 男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた。第15回横溝正史賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「RIKO ‐女神の永遠‐」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 柴田よしきさんは「観覧車」や「回転木馬」がよかったので、読友さんにお勧め頂いたRIKOも読んでみました。柴田よしきさんは主婦になってからこの本でデビューされましたが、デビュー作としてはアダルトチックでハー 柴田よしきさんは「観覧車」や「回転木馬」がよかったので、読友さんにお勧め頂いたRIKOも読んでみました。柴田よしきさんは主婦になってからこの本でデビューされましたが、デビュー作としてはアダルトチックでハードな内容ですが、構成はとても面白かったです。1995年に出版されているので、さすがに死語がたくさん出てきますが(ポリとか)内容は今の時代でも楽しめるミステリーです。ただ女性警官でこんなに性に奔放な本って今まで読んだことがありません。それにしても慎二が可哀想ですね。もっと緑子とのペアーが見たかったです。 …続きを読む
    mariya926
    2017年11月09日
    98人がナイス!しています
  • 再読。横溝正史賞受賞作。リコシリーズ第一弾。女性警察物であり性愛・恋愛小説とも言われた作品。男性優位主義の警察組織の中で女であることを主張し放埓に生きる女性刑事リコに対し賛否両論はあるもののリコや事件・犯 再読。横溝正史賞受賞作。リコシリーズ第一弾。女性警察物であり性愛・恋愛小説とも言われた作品。男性優位主義の警察組織の中で女であることを主張し放埓に生きる女性刑事リコに対し賛否両論はあるもののリコや事件・犯人も含めて男性警察官の悪さの方がはるかに悪い印象がある。それにしても性描写や事件がグロ過ぎる。でもなぜかリコが気になって読んでしまう。 このリコシリーズがなかったら誉田哲也さんの姫川シリーズはなかったかもなあ? 読んでみてください。2・3作目も再読したいな。 …続きを読む
    タックン
    2013年08月16日
    85人がナイス!しています
  • 警察小説の姿を借りたジェンダー小説。「聖黒」と対をなす作品だと思う。というか本作の性を男に変えて昇華させたんだなあ。読みごたえ、リーダビリティともに文句なし。特にリコの人物造形が秀逸すぎて惚れこんだ。 警察小説の姿を借りたジェンダー小説。「聖黒」と対をなす作品だと思う。というか本作の性を男に変えて昇華させたんだなあ。読みごたえ、リーダビリティともに文句なし。特にリコの人物造形が秀逸すぎて惚れこんだ。またしても徹夜。壮絶な過去、絶ち切ろうともがく姿、これは練の女性版だ。強烈なミソジニーのなか、トラウマから自分を解放していくリコの姿は爽快感さえある。実はリコに批判的なレビューが多いのに驚いた。練や韮崎ならいいのになんでリコじゃダメなんだろう。性が変わると印象も変わってしまうということか。これもミソジニーか→ …続きを読む
    ずっきん
    2018年10月19日
    83人がナイス!しています

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