難読語の由来

難読語の由来

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043419029
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難読語の由来

  • 著者 中村 幸弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1998年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784043419029

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「難読語の由来」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 匕首(あいくち)等、難読語の読み方と意味の由来。匕首なら、刀とどう違う?「匕」って何?となる所、鍔が無いから「合い口」で、匕=サジの事で、さらに漢籍が絡む重層的な成り立ち。十六夜は動詞「いさよふ」(たゆた 匕首(あいくち)等、難読語の読み方と意味の由来。匕首なら、刀とどう違う?「匕」って何?となる所、鍔が無いから「合い口」で、匕=サジの事で、さらに漢籍が絡む重層的な成り立ち。十六夜は動詞「いさよふ」(たゆたう、ためらう)の名詞化+当て字。案山子の起源は鳥が嫌う匂いを「かがせる」事。時計は全くの当て字。女将、オロチ、果物、ヘチマ等々。変化が「何でもあり」で、実に日本人らしい。硬い古文解説と柔らかい昔語りのバランスが良い。辞書は経緯が足りず、ネットは言葉を知らなきゃ始まらない。そのニッチを楽しむ約230語。 …続きを読む
    ホークス
    2018年09月18日
    42人がナイス!しています
  • 日本の新年に相応しい本を読んだ。というか、読み始めは3か月ほど前だったが、中古本で購入しトイレに常備して入るたびに一語ずつ読んでいたが、年末年始で一気に進んだ。アイウエオ順に224語が載っているが、そ 日本の新年に相応しい本を読んだ。というか、読み始めは3か月ほど前だったが、中古本で購入しトイレに常備して入るたびに一語ずつ読んでいたが、年末年始で一気に進んだ。アイウエオ順に224語が載っているが、それらの漢字や熟語の由来や使われ方に感心し、漢字の優れた表意能力に敬意を表したくなる(なぜ韓国は漢字を捨てたのだろう?)。日本人なら一度は読んでおくべき本ではないかとおススメしたい。「阿漕」「可惜」「塩梅」「十八番」「気障」「反故」など日常では使われなくなった言葉も多いが、本の中だけでも生き残ってもらいたい。 …続きを読む
    yyrn
    2019年01月03日
    17人がナイス!しています
  • 団扇、十八番などの熟字訓の由来に迫る一冊。日本語って奥が深いなと感じさせられます。 団扇、十八番などの熟字訓の由来に迫る一冊。日本語って奥が深いなと感じさせられます。
    こだま
    2016年09月16日
    10人がナイス!しています

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