しぐさの日本文化

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1978年04月28日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043254019
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しぐさの日本文化

  • 著者 多田 道太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1978年04月28日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784043254019

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「しぐさの日本文化」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 加藤典洋『敗者の想像力』に出てきて、勝とうとしない姿勢の実践として文筆していると知り、とても気になった人。「しゃがむ」「ほほえむ」「相槌を打つ」などの動作を文化圏の特徴をつかむ起点とする研究風エッセイ 加藤典洋『敗者の想像力』に出てきて、勝とうとしない姿勢の実践として文筆していると知り、とても気になった人。「しゃがむ」「ほほえむ」「相槌を打つ」などの動作を文化圏の特徴をつかむ起点とする研究風エッセイで、いい加減を装っているし、実際いい加減でもある。実際的な作業だった「頭を掻く」が日本人特有の癖として残り、フランス人は食事の前にもみ手をする癖がある。文化的無意識としての癖と、個人的な癖。この癖への注目が、ある種の最適化である「勝者」とは別の場所に通じている思える。 …続きを読む
    しゅん
    2021年03月08日
    8人がナイス!しています
  • 博学なおじさんの日本文化に関する四方山話という感じで知識に裏づけられたおもしろい話がある一方たぶんに主観的な決め付けのようなものも多々混じっていて眉唾なところも少なからず 博学なおじさんの日本文化に関する四方山話という感じで知識に裏づけられたおもしろい話がある一方たぶんに主観的な決め付けのようなものも多々混じっていて眉唾なところも少なからず
    San fairy Ann
    2015年06月15日
    5人がナイス!しています
  • 最近、テレビのインタビューを聞いていると、なんでも「そうですネ…」と言って話し始める人が多く気になっていました。多田道太郎も『しぐさの日本文化』のなかで、「たいていの人が「そうですネ」ということばで口 最近、テレビのインタビューを聞いていると、なんでも「そうですネ…」と言って話し始める人が多く気になっていました。多田道太郎も『しぐさの日本文化』のなかで、「たいていの人が「そうですネ」ということばで口を切る」ことに注目し、これを日本人の民族的無意識である「同調志向」のなせるわざと考え、ことばを切り出すのに必要な勇気をふるいおこす同調の咳払い(一種のしぐさ)と見立てています。なるほど言われてみればそんな気がします。(40年以上前の本なので、「そうですネ」は最近のことではないんですネ。) …続きを読む
    編集長
    2014年03月16日
    2人がナイス!しています

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