セラフィタ

セラフィタ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1957年10月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784042006015

セラフィタ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1957年10月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784042006015

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「セラフィタ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 文学にも思想にも門外漢の吾輩の安直な表現をすると、奇妙奇天烈な作品である。神秘思想の極み。 主人公は両性具有者。敢えて言えば未来的な作品かもしれない。 文学にも思想にも門外漢の吾輩の安直な表現をすると、奇妙奇天烈な作品である。神秘思想の極み。 主人公は両性具有者。敢えて言えば未来的な作品かもしれない。
    やいっち
    2023年08月21日
    80人がナイス!しています
  • 人間を超越した存在である両性具有者セラフィタが一組の男女に天へと至る道を説く…という大筋はあるものの、実際は登場人物の口を借りてバルザックがスウェーデンボルグゆずりの神秘思想を開陳するものだった。わけ 人間を超越した存在である両性具有者セラフィタが一組の男女に天へと至る道を説く…という大筋はあるものの、実際は登場人物の口を借りてバルザックがスウェーデンボルグゆずりの神秘思想を開陳するものだった。わけがわからないままに適当に読んでいたらセラフィタが昇天を始めて視界が光に包まれてさらにわけがわからない。旧字なのも読解の困難に拍車をかけるので、いつか別の版で再挑戦したいところ。 …続きを読む
    misui
    2016年03月13日
    11人がナイス!しています
  • バルザックの神曲。人間が自然的なるものと霊的なるものとの結合の手段であると信じ、知性によって無限なるものを考える人間は、その無限なもののすべてを扱うことはできないことを人間の限界として、苦しむこと、信 バルザックの神曲。人間が自然的なるものと霊的なるものとの結合の手段であると信じ、知性によって無限なるものを考える人間は、その無限なもののすべてを扱うことはできないことを人間の限界として、苦しむこと、信ずること、愛すること(スウェーデンボルグのすべて)が『信仰承認』(神は誰にでも取りなさいという)を支えているということか。基礎知識なく読み進めてベルナノスの神がかり的な展開どころではなくベアトリーチェの降臨のような物語であった。 …続きを読む
    twinsun
    2022年03月21日
    8人がナイス!しています

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