ナンシー関の顔面手帖

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1996年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041986011
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ナンシー関の顔面手帖

  • 著者 ナンシー 関
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1996年07月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041986011

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ナンシー関の顔面手帖」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ケシゴム版画のナンシー関の初期作品集。文章の長さもバラバラだが、版画はもちろん、文章の中身も高いレベルにある。1990年代前半の作品だから、もう20年以上前の話。ただでさえ瞬く間に劣化する芸能人の話だ ケシゴム版画のナンシー関の初期作品集。文章の長さもバラバラだが、版画はもちろん、文章の中身も高いレベルにある。1990年代前半の作品だから、もう20年以上前の話。ただでさえ瞬く間に劣化する芸能人の話だから、「誰?」が続出だが、文章は全く古びていない。たぶん、時代を活写しているからだろう。例えば石原伸晃。ノブテルは「慎太郎の息子」、「裕次郎の甥」、「ヨシズミの兄」という三つの「七光り」しか持っていないと。そう言えば、「慎太郎」も初出馬の時、「裕次郎と書かないでください」だった。「七光り」一家なんだね。 …続きを読む
    もりくに
    2018年08月23日
    27人がナイス!しています
  • 1996年8月7日読了。「消しゴム版画」と云えばナンシー関。(2019年10月23日入力) 1996年8月7日読了。「消しゴム版画」と云えばナンシー関。(2019年10月23日入力)
    背番号10@せばてん。
    1996年08月07日
    26人がナイス!しています
  • 聖域なき毒舌家。タブーを知らぬフリでの暴言三昧。自由とはナンシーの謂である。「普通の人間なら日常生活では着こなせない服装」の例示が立川談志と安部譲二(p.14)。五分刈り、野球帽、すきっ歯はバカの典型、と来 聖域なき毒舌家。タブーを知らぬフリでの暴言三昧。自由とはナンシーの謂である。「普通の人間なら日常生活では着こなせない服装」の例示が立川談志と安部譲二(p.14)。五分刈り、野球帽、すきっ歯はバカの典型、と来ての例示が王貞治(p.40)。もはや冒瀆の域である。鋭利な見巧者ぶりも。「ザ・スターボウリング」須田開代子が夫である西城プロを「さすが西城プロ、ベテランですね」と他人行儀(p.79)。蓮實重彦身長190cm(p.118ホントか?)。ピンクレディーにおける宇宙人、透明人間、サウスポーは「比喩にあらず」。 …続きを読む
    猫丸
    2020年09月25日
    15人がナイス!しています

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