天使の囀り

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2000年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041979051
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天使の囀り

  • 著者 貴志 祐介
  • 口絵イラスト 酒井 和男
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2000年12月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041979051
アマゾン奥地を探検したメンバーが帰国後、次々と異常きわまりない自死を遂げる。彼らの中で、何が起きたのか。迫り来る死の予兆と快楽への誘惑。漆黒の闇から今、天使が舞い降りる。 アマゾン奥地を探検したメンバーが帰国後、次々と異常きわまりない自死を遂げる。彼らの中で、何が起きたのか。迫り来る死の予兆と快楽への誘惑。漆黒の闇から今、天使が舞い降りる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「天使の囀り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 得体の知れない不気味な前半は実に怖く徐々に謎が解き明かされる後半は怖さは幾らか和らぐも、そのおぞましさと畳み掛ける凄惨な描写、そしてスピード感に頁を捲る手が止まらないホラーエンタテイメントの傑作。アマ 得体の知れない不気味な前半は実に怖く徐々に謎が解き明かされる後半は怖さは幾らか和らぐも、そのおぞましさと畳み掛ける凄惨な描写、そしてスピード感に頁を捲る手が止まらないホラーエンタテイメントの傑作。アマゾンの秘境から始まる悲劇は、ギリシャ神話から宗教の概念、動植物学までも網羅する知識の下に圧倒的なリアリティをもたせる事に成功している。薬害エイズ等の責任論、エボラの驚異までも予見する正に著者渾身の一作。この作品こそ映画化を望みたい。 …続きを読む
    サム・ミイラ
    2014年12月11日
    430人がナイス!しています
  • ★★★★★ 再読。アマゾンから戻った調査隊員が次々と謎の死を遂げる。 カタツムリの動画を思い出す。異常に肥厚した触角の中でカラフルな縞模様が蠢動していた。目立つ場所に這い出した挙句、鳥に食べられる。寄生虫 ★★★★★ 再読。アマゾンから戻った調査隊員が次々と謎の死を遂げる。 カタツムリの動画を思い出す。異常に肥厚した触角の中でカラフルな縞模様が蠢動していた。目立つ場所に這い出した挙句、鳥に食べられる。寄生虫の仕業だそうな。生存競争の過程で「命の尊厳」などとは対極の方向に進化した異形のロジックに対する恐怖に足が竦む。SAN値限界です。恐ろし過ぎて人に勧めたくないけど、これだけ心を揺さぶられるのは凄い…。 原住民の皆さん、もっと分かりやすい警告文プリーズ。シャーッ、シャーッ!( *`ω´)/ …続きを読む
    bookkeeper
    2018年06月04日
    260人がナイス!しています
  • カバーデザインは酒井 和男さんです。瀬名 秀明さんが解説をしています。蜘蛛や線虫の描写は読んでいて、気分が悪くなりました。ブラジル脳線虫は安楽死に使うのが一番良いのかな? カバーデザインは酒井 和男さんです。瀬名 秀明さんが解説をしています。蜘蛛や線虫の描写は読んでいて、気分が悪くなりました。ブラジル脳線虫は安楽死に使うのが一番良いのかな?
    nanasi
    2013年09月18日
    258人がナイス!しています

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著者紹介

貴志祐介(きし ゆうすけ)

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格 ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞を受賞。2010年刊行された『悪の教典』は第1回山田風太郎賞を受賞したほか第144回直木賞の候補ともなり、その年の話題を独占した。他の著書に『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』など。

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