クリムゾンの迷宮

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1999年04月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041979037
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クリムゾンの迷宮

  • 著者 貴志 祐介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1999年04月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041979037
藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。奇岩に囲まれた峽谷だ。記憶喪失か、それとも……。 藤木芳彦は、ある日、全く見覚えのない場所で目を覚ました。うっすらと霞む視界に映ったのは、雨に濡れ、一面鮮やかな深紅色に染まった異様な世界。奇岩に囲まれた峽谷だ。記憶喪失か、それとも……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「クリムゾンの迷宮」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • プレデターズやデス・レースのように物語自体は映画にありがちなネタだと思うがとにかく読ませる!シンプルでありながらアイデアと構成でそれらをはるかに凌ぐ面白さ。こういう作品はジャンルに迷うところだが、随所 プレデターズやデス・レースのように物語自体は映画にありがちなネタだと思うがとにかく読ませる!シンプルでありながらアイデアと構成でそれらをはるかに凌ぐ面白さ。こういう作品はジャンルに迷うところだが、随所に出てくるグロい描写からやはりホラーとするのが妥当か。タイトルから火星を舞台にしたSFだと思っていたので、そんなわけはないが、とにかく色々な意味で驚かされる作品だった。しかし人肉を食べ続けると本当にあんなになるのか。事実か作者の創造か知りたいところではあるが、無理だよね(笑) …続きを読む
    サム・ミイラ
    2014年12月21日
    586人がナイス!しています
  • 2018年248冊め。ゲームブックと絡めた展開というのは面白いと思ったが、このあまりにもスケールが大きいゲームを仕込んだ存在については消化不良である。そこを除けばサバイバルの描写などおどろおどろしくて楽しめ 2018年248冊め。ゲームブックと絡めた展開というのは面白いと思ったが、このあまりにもスケールが大きいゲームを仕込んだ存在については消化不良である。そこを除けばサバイバルの描写などおどろおどろしくて楽しめた。 …続きを読む
    扉のこちら側
    2018年07月01日
    399人がナイス!しています
  • あまり好みではないデス・ゲーム系小説。冒頭、気が付くとここは火星…に良く似た見知らぬ土地。参加者9名による、ゴールの判らないゲームの始まり。400ページ近くあるボリュームだし舞台もゲーム世界に限定されてる あまり好みではないデス・ゲーム系小説。冒頭、気が付くとここは火星…に良く似た見知らぬ土地。参加者9名による、ゴールの判らないゲームの始まり。400ページ近くあるボリュームだし舞台もゲーム世界に限定されてるから途中で絶対飽きるよね、ダレるよねと決めてかかって読み始めたところこれが意外と面白く、飽きるどころかストーリーも緩急がきいており後半になるにつれ緊迫感がどんどんつのりやめる事が出来ず一気に読み切ってしまった。物語に引き込む筆力はさすが岸志祐介。ああ面白かった。満足満足。 …続きを読む
    青乃108号
    2024年05月31日
    369人がナイス!しています

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著者紹介

貴志祐介(きし ゆうすけ)

1959年大阪生まれ。京都大学経済学部卒。生命保険会社に勤務後、作家に。1996年「ISOLA」が日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格 ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、100万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、2008年『新世界より』で日本SF大賞を受賞。2010年刊行された『悪の教典』は第1回山田風太郎賞を受賞したほか第144回直木賞の候補ともなり、その年の話題を独占した。他の著書に『クリムゾンの迷宮』『青の炎』『ダークゾーン』など。

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